『小夜風』(刀剣乱舞 山姥切)-4- 

2015, 06. 28 (Sun) 23:04

 すみません、おわりません。
 なんつうプレイだと自分でも突っ込みますが、いちゃいちゃがあんまり長いから、ここでいったん斬ります。
 ・・・じゃなくて、切ります。
 
 次回で終わる・・・終わらせたい。
 泥甘が三回に続いた時には、どうか笑って下さい。
 あはははは・・・・。(←すでに言霊呼んでいる気がする)

 体調が絶不調ですが、そういう時って、甘い物が欲しくなりませんか?
 なりますよね、みなさん!!
 ・・・と、押しつけて逃げます。

 そういえば、先週羽田の第二ターミナルで買ったかわいいマカロンは超絶甘かった。
 こめかみがツーンとするくらい甘かった。
 でも、なんか今の自分には丁度良かったです。
 そんなわけで、超絶甘いラストに向かってゴ-。
 
 ・・・かなりの錯乱状態ですが、どうかこれにこりずにお付き合い下さいませ。
 はしかみたいなもんですよ、多分・・・。きっと・・・。おそらく・・・。



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『小夜風』-4-



 深くうなだれたまま、力なく首を振る。
 耳をふさぎたいけれど、絡め取られた指に捕らえられて、動けない。
せめてもと身をよじると、端正な顔が下から覗き込んでいることに気が付き、息を呑む。
「放しておあげなさい、山姥切」
「・・・無理だ」
 だって、寂しいと、悲しいと、泣く声が聞こえる。
「強情な・・・」
 呟きが、焦点の合わないほど近付いた。
「・・・う・・・」
 唇に、また蜜をのせられる。
 いや、蜜なんて、どこにもない。
 彼が、いるだけだ。
「・・・そんな、情の深いあなたが、可愛くて仕方ないのですけどね」
 下唇をゆっくりと濡れたものがなぞる。
 上唇もあやされて、ようやくそれが彼の舌だと知った。
「なにを・・・」
「あなたがどうしても手放せないなら、手伝いましょう」
 いつかみとれてしまった唇が、自分のそれをついばんでいるのを呆然と受ける。
「山姥切」
「その名で、呼ぶな・・・」
 顔を背け、力を振り絞って両手をふりほどき、後ずさる。
 無様な姿だ。
 そう思うけど腰に力が入らず、まるでひっくり返った虫のように手足をばたつかせながら懸命に背後へと逃げた。
「名前を、運命を変えることは、おそらく不可能でしょう。あなたは、山姥切だ」
 まるで休息から目覚めた虎が歩み始めたように、のっそりと、四つん這いで太郎太刀が近付いてくる。
「逃げられません。・・・ほら、もうこれ以上」
 とん、と、背中が硬いものに当たった。
 左右を見渡すと、自分は壁に向かっていたことに気付いた。
 そして、すぐに顔のすぐそばに太郎太刀が両手をつく。
「泣きなさい、山姥切」
 さらりと、彼の長い黒髪が落ちてきて、頬をなぶる。
 冷たい、感触。
「いやだ・・・」
 泣かない。
 泣きたくない。
 そんなみっともないこと、したくない。
「泣けない?」
 耳元に囁かれて、熱い息を吹きかけられて、背筋の何かがうごめく。
「いや・・・」
 頬に唇をおしあてて、太郎太刀が呟く。
「あなたは、綺麗だ」
 ざわりと、肌がざわめいた。
「綺麗だとか、言うな・・・」
 唇が、震える。
「いいえ。今夜は、何度でも言います。私の思うままに、好きなだけ」
 頬を、鼻を、額を、ゆっくりと唇でついばまれた。
「あなたは、とてもかわいい人だ」
「言うな・・・」
 胸が、熱くなる。
「好きです」
 呟きがまた降りてきて、唇を塞がれた。
「んう・・・」
 もがきたくても、あの唇が自分に触れているのだと思うと、頭の中が焼き切れそうになる。
 唇は、想像よりもずっとやわらかく、ずっと生々しい。
「舌を出しなさい」
 何度も何度も角度を変えて求められて、息が出来ない。
空気を求めて胸を喘がせると、とんでもない事をそそのかされる。
「そんな・・・」
 どんなに抵抗しようとも、蕩け始めた心はもうすでにほとんど彼の意のままだ。
 おずおずと舌先を唇の隙間から覗かせると、また唇を合わせられ軽く吸われた。
「あっ」
 驚いて小さく叫んだ瞬間、するりと甘くて熱い舌が入り込んできた。
「ん、ん・・・・」
 丹念に絡め取られ、かき回されて、口の中が、溶けそうだ。
「山姥切・・・」
 いつもは硝子のように澄んだ彼の声が、とろりと濃厚な色を帯びていく。
「かわいい・・・」
「うそだ・・・」
 心の中にしまっているはずの声が漏れてしまう。
「うそつき・・・」
 唾液を唇から滴らせて、こんな酷い顔、誰にも見られたくない。
 誰よりも見られたくない人に、さらすなんて。
「いやだ・・・」
 勇気を振り絞り端正な顔に手を当てて顔を押しのけようと試みるが、逆に手の平を舐められ、悲鳴を上げた。
「ひ・・・っ」
「綺麗な、手ですね」
「そんなはずはない・・・」
「なぜ?」
 熱い舌が、手の平を這い回る。
「へ・・・。へんな形、と言われた」
「誰に?」
「・・・あ・・・」
 言えない。
 言ったら、告げ口になってしまう。
 首を振ると、陶器のようになめらかな太郎太刀の眉間に皺が寄った。
「・・・本科ですか」
「ちが・・・う」
「違わないでしょう」
 唇が、手の平に囁く。
「あなたをこんなに凍らせて・・・。何がしたかったのか、あの方は」
「・・・会ったことが?」
 あの、宝珠に。
「ありますよ。私だけでなく審神者も。だからあなたを呼ぶでしょう。『国広の山姥切』と」
 『国広の』は、『長義の山姥切』を知った上での呼び名。
 ならば、なぜ自分はここにいる。
「あの・・・」
「・・・とっくに去りました。もうまみえることはないでしょう」
 あっさりと言わないでくれ。
 惜しまれないなんて、悲しすぎる。
 悲鳴を手の甲に押し込んだ。





          -つづく-



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