『strawberry』-2- 

2015, 03. 22 (Sun) 00:23

 ものすごく久々に小説着手です。
 ・・・抜け殻でしたからね。
 そして、各種手続きを終えていなかったから・・・ですね。
 本棚はもう、放置のままです。
 引越当日に道場の師匠が手伝いに来てくれて、とりあえず突っ込んでくれた時のまま・・・。
 どうするんじゃい。
 しかも今回お届けするのは、カテゴリはBLのままにしてますが、BLじゃない、『strawberry』です。
 ちょっと長くなりそうなのでシリーズカテゴリも作りました。。
 そういや、これにかなり絡む『ハーモニー』も未完だったと今更頭を抱える私。
 途中でぶった切っている話、いくつあるのでしょうね。
 とにかく一つ一つすすめていくしかありません。
 本間奈津美と篠原高志の話。
 そして、もう一人。
 いちゃいちゃもエロもありません、ごめんなさい。
 ちょっと暗い話です。
 一月末のころ、引越準備をしながらも小説を書く余裕があると信じていた馬鹿な私…。
 結局一話だけ放り投げたまま三月も下旬に踏み込んでしまいました。
 今月中にちまちま書き続けて終わらせたいです。
 続きを待っていた方、たいへんお待たせしました。
 普段は平然と逆ハーレムに溶け込む本間ですが、篠原だと勝手が違うようで。
 楽しんで頂けると嬉しいです。



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  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、『silentlove-地上の光-』です。
  クリスマスではない、12月の平日のお話のつもりで書きました。
  楽しんで頂けたら幸いです。

 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
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『strawberry』-2-


 ロビーへ降りると、柱に背を預けて外を眺めている高いシルエットが目に入った。
 上等なコートを着こなし、精緻と表現したくなるほどの作り物めいた横顔は浮世離れしていて、まるで高級メゾンのポスターを見ているようだった。
 そんな人がどうして。
 尋ねたところで、どうにもならない。
「ごめんなさい、お待たせしました」
 声を掛けると、篠原はゆるりと笑みを浮かべた。
「いいえ。せっかくおくつろぎの所、こちらこそすみません」
 外に出ると、柔らかな日差しが降り注ぐ。
 でも、予想より少し風が冷たかった。
 神社の境内へはマンションから少し回り道をしないと入られない。
 厚手のカーディガンを羽織ったものの、ちょっと油断したかなと後悔しかけたところで首に暖かい物が巻かれた。
「しばらく、これで我慢して下さい」
 柔らかなマフラーは、つい先頃まで彼の首元あったはずで。
 ほんのり、暖かかった。
 なめらかな感触も、気持ちいい。
 でも。
「・・・高そうな、マフラー・・・」
 つい、減らず口をついてしまう。
「そうですね。多分高いと思います」
「は?」
 しらっと返されて思わず眉を上げた。
「大奥様からの贈り物なので」
「ああ・・・そう・・・。それは、そうでしょうとも・・・」
 大奥様、とは大物政治家長田有三の妻、富貴子のことで、篠原高志の雇い主だ。
「贈り物、と言うより、支給品と言った方が良いかもしれませんね」
 雇い主の私生活に深く介入している分、また逆のことも言えるのだろうか。
 全身高級品に固められたその身なりからは、秘書としての彼以外、何も浮かんでこない。
「ちょっといいですか?」
 ふいに手を取られ、そのまま彼のコートのポケットの中に入れられてしまう。
「ちょっとって・・・」
「ちょっとです。境内に着くまで。片手だけでもこうしていたら暖かいでしょう」
 大きな手に握り込まれて引き抜けない。
 いや。
 力を込めて振り払えば、彼はけっして無理強いしたりしないだろう。
 だけど。
「・・・着くまでだからね」
「ええ。着いたら開放しますよ」
 恩着せがましい言葉を、彼は優しく受け流してくれた。
 ピチュ、ピチュチュ?というメジロたちのにぎやかな鳴き交わしが後ろから追いかけてくる。
 冷やかされているような気がして、とっさに手を引こうとしたらやんわりと指を絡められた。
「着くまでですから」
「着くまでね」
 自分はまるで我慢のきかないこどものようだ。




            -つづく。-




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