『女王陛下と俺-百年の、孤独-』-7- 

2014, 02. 21 (Fri) 20:32

 あと一日・・・。
 あと一話で終わります、終わらせます、『百年の~』
 長くかかって申し訳ありません。
 私の中では、本当にここまで続くとは思わず、計画だおれもいいとこです。
 どうか我慢して、お付き合い願います。


 夫のフォローもようやく終盤に・・・なったのだろうか。
 もういい加減忍耐が切れているので、彼に対する言葉もなげやり。
 「今、ぼくのお腹の調子が悪いのって、やっぱり新型インフルの特徴そのもの・・・」
 「ねえよ。単なる老化現象だろ?」
 「ひどい・・・」
 「あー、もう、ただでさえちょっとフラフラしてんだから、たのむよ」
 「え?フラフラ?ぼくのが感染したんだよ・・・!!」
 「ますますもってありえないから。単なる生理周期だから!!」
 なんの試練ですか、神様。
 とにかく、日に日に荒んでいく、私の言葉遣い。
 ますます攻め化じゃなかった、オス化していく私をお救い下さい・・・。
 ある朝目を覚ましたら、オトコになっているんじゃないかと思うこの頃です。

 ではでは、つづきはまた近いうちに(いや、ここ最近連載気味になっている夫語りではなく、小説の方)。
 
 皆さん楽しい週末をお過ごし下さい。



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  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、真神勝己の若い頃の恋人の話で『秘密の花園 冬の薔薇』です。
  女性と付き合っていた頃の、話です。
  
  ともかく、楽しんで頂けたら幸いです。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
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『女王陛下と俺-百年の、孤独-』-7-



「・・・そこまでしたってのに、なんでいまさら指一本触れちゃダメなのよ。それじゃあ、オアズケも良いとこでしょ。一度存分に食わせといていきなり閉店って、どんなプレイよ?俺さすがに、徹を同情するわ」
 想い続けて十数年。
「わかってる?お前は徹を天国から地獄へ叩きつけたんだぞ?」
「それは、最初からわかってる。でも、他に方法が思いつかなかったから仕方ないだろう」
「仕方ない、ねえ・・・。岡本がこれ聞いたら、もっと怒っていたな」
「そうだろうな」
 怒るどころの話ではないだろう。
 岡本は情の厚い男だ。
「とにかく佐古は生きていたし、連れ戻せた。だけど彼は心身共にぼろぼろで、不安定な状態だ。傷を癒して立ち直らせることが出来るのは、多分立石しかいない」
 佐古の実母は猫の子でもやるようにあっさり三男を養子に出した。
 妻とは、失踪直前に離婚。
 アメリカに心の許せる友人がいなかったわけではない。
 むしろ、多い方だと思う。
 だが、傷が深すぎて、誰も触れることは出来ないだろう。
 カウンセラーの言葉を鵜呑みにするわけではないが、おそらく踏み込めるのは立石だけだと、長谷川も考えた。
「今のあいつに私と関わる暇はない。持てる時間と気持ちの全てを、佐古に注ぎ込まなければならないのは解っているはずだ」
「厳しいねえ」
「私の役目は終わったさ」
「あーもう。そう言う論理?」
 長谷川は、正気に返らせるために命のやりとりをした。
 人は、それを愛だと、言うに違いないのに。
「まだ話せない事情があるみたいだから、いったん引くけどさあ。でも、引導の渡し方としてはあまり感心しないこと言っちゃったね」
「ああ・・・。あれか」

・・・妊んだら、必ず産むと思うな。

「そう。あれ。めちゃくちゃダメージ受けたと思うよ?」
「そうだろうな・・・」
 物憂げな表情に、少し、安心した。
 そんな言葉、言いたかった分けじゃないと語っているようで。
「そんなに、あの、樋口とかいヤツが好きだったの?」
 卒業目前の、しかも進路もまだ定まらない時に出産を決意するほどに。
「う・・・ん。正直なところ、彼を男として意識したことは一度もなかった。単なる仲間だった。ただ・・・」
「ただ?」
「あの日は、物凄く好きだった」
 あの日。
 オウム返しに池山が呟くと、グラスの中の氷を揺らしながら長谷川が微笑む。
「きっと誰も信じてくれないだろうけど、開は、授かるはずのない子だった」
「え?」
「生理周期で言うなら確実に安全日だったから」
 たんたんとした説明に、むしろ江口が落ち着かないようで、隣で少しもじもじしている気配を池山は感じた。
 この、純情め。
 どんだけ清らかな思春期だったんだ。
 少し、羨ましくなる。
 昔から姉と幼なじみがあけすけに生理事情を語っていたため、池山は常にお腹いっぱいだ。
「高校時代はほぼ狂いなく来ていたから、避妊しなかった。あの時は私も若かったし雰囲気的にとても頼めなかった。実際樋口が帰宅した直後に出血したから、大丈夫だと思ったのだけど・・・」
「他の人の子ってのは、なしか」
「ありえない。実際、あちらの親にばれて騒ぎになった時にDNA鑑定して保証済みだし」
「じゃあ、どういうこと?」
「医者が言うには、受験勉強や諸々のストレス、薬の服用などの体調の変化で狂っていたのだろうと。実際、冬休みに入ってすぐに珍しく重い風邪を引いたから、それが理由の一つかも知れないけれど・・・。ただ・・・」
「ただ?」
「あの日、私は家族が欲しかった」
「家族・・・?」
「そう。どうしても、家族という物が欲しくて欲しくて、息が出来なくなるほど胸が苦しかったことは今でも覚えている」




       -つづく-






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