『秋茄子と。』-1-(女性陣シリーズ) 

2013, 10. 06 (Sun) 01:58

 カテゴリ的に全くBLではありませんが。

 『楽園』シリーズの女性陣が集まってご飯を作ります。
 長谷川宅に集合して女子会。
 ダラダラ話しながらも、別の話にリンクしていますので、お付き合い頂けたら嬉しいです。

 中断している話が二つもあるのにごめんなさい。
 ここのところつれづればかり書いていたので、リハビリみたいなものです・・・。
 ご飯が出来上がるまで続きます。
 あと二回で終わる予定。

 秋を楽しんで頂ければ・・・。





   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、昔話系パロディで、『シゲルとみけ』です。
  ・・・ええと。
  健全な世界を大切になさる方々にはナイショにして下さいね・・・。
  私の頭が、私の頭がいけないんです。
  とうとう壁を越えたしまいました・・・。
  それでも。
  書きたかったのです。
  ・・・てへ。

  ともかく、楽しんで頂けたら幸いです。



 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。


 アクセスして下さったり、拍手やバナークリックで励まして下さる皆さんに感謝しています。
 とくに、励ましの拍手をクリックして下さる方へ。
 本当にありがとうございます。
 頑張ります。

 もしもよろしければ、一言、くださいね。
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 お待ちしています。







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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

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『秋茄子と。』



「栗をそのまま熱湯に浸して」
「はあい」
 頂き物の栗の一部を耐熱容器に入れて、湯を注いだ。
「これでいい?」
「ああ、OK。出来れば数分後に一度変えた方が良いかも」
「うん、わかった」
 ケトルを戻しながら本間は肯く。
「では、こちらは・・・?」
 橋口がエプロンの紐を結びながら尋ねるのに、長谷川は野菜室から食材をいくつか取り出し答えた。
「あ、じゃあ、ミョウガ刻んでくれるかな」
「はい、わかりました」
 隣の部屋では、子供たちがトランプゲームに興じている声が聞こえる。
 そこへ、袋を抱えた村木がそっと顔を出す。
「こんにちは・・・。遅くなりました」
「今、とりかかったところだよ」
「うん、ホントに今」
 秋の連休の初日に、長谷川の家には同じマンションに住む村木と橋口、そして前日から泊まりに来ている本間、更に今朝到着したばかりの片桐の妹の詩織という顔ぶれで集まっていた。
 台所に立っているのが家主の長谷川、手伝いに本間と橋口で、詩織は開と食事が出来るのを待っていた。
「そういえば、茄子もたくさん来ていたんですけど、食べますよね?」
「食べる食べる、もちろん食べる!!」
 実は、今加工しようとしている栗も、前日に村木が田舎から送られてきたのをお裾分けしてくれたものである。
 米は、片桐の九州の実家から一足先に届いていた。
「そろそろ鬼皮が緩んできたと思う」
「じゃ、とりますか」
「はい」
 テーブルを囲んで全員で鬼皮をむき始める。
「うち、皮むき器がないから、栗ご飯用の方は渋皮の状態で更に数分熱湯につけてくれるかな」
「ふうん。それが長谷川家ルール?」
「いや、マイルール。皮に近い部分だけ茹でた状態にすると渋皮が剥きやすいから」
「ああ、栗の皮むきって、時々手元狂ってざっくりやりますよねえ。焦って剥いてる時に限って」
「かといって、中まで火が通ってしまうと炊きあがった時に柔らかすぎるから、ほどほどに温めるのがベターかな」
「なるほど」
 大量の栗のほとんどは、鬼皮を剥いたら水をはった大きなボウルへ移す。
「渋皮煮、けっこうできそうですね」
「楽しみ~」
「そういえば、茄子だけど、全部焼き茄子にしようか。そっちの方が保存が利くし」
「そうしましょう、そうしましょう」
 長谷川の提案に、三人は大はしゃぎだった。
「いったん冷凍にして、あとで焼き茄子の味噌汁なんかにちょこちょこ使うの好きなんだよね」
 本間の好きな味噌汁の具の中でもトップに入るのが焼き茄子の味噌汁で、初めて長谷川に振る舞われて以来やみつきと言って良い。
「どんな味なんですか?焼き茄子の味噌汁って」
 食べたことのない村木も、興味津々だった。
「何なら今日しようか」
「あ、それいいですね」
「あと、ミョウガを少々と、オクラも入れるかな」
「賛成!」
 長谷川が冷蔵庫へ向かうのを見送りながら、三人はせっせと皮を剥き続けた。
「そういや、秋茄子かあ」
「秋茄子ですね」
「やっぱり、秋茄子と言えば、アレですわねえ」
「そうそう」
「・・・嫁に食わせるなって?」
 マシンガントークになりながらも手元は狂わない。
 いつものことだが、さすがである。
 カウンターの向こうから野菜を洗いながら眺めていた長谷川はひそりと笑った。
「・・・ねえ。凄い言葉よね」
「美味いものを嫁なんかに喰わせるべからず、なのか、身体を冷やすというから気遣ってなのか・・・」
「ビミョーよね」
「種子が少ないので、子種が少なくなるとも言いますよ」
「子種は男だよね?種馬なんだから。そこでなんで嫁なの?孫がほしけりゃ息子に喰わせるなっての」
 本間がぶすっと頬を膨らます。
「まったく、子作りマシンかよ」
「奈津美ちゃん、奈津美ちゃん、言葉がグレてる・・・」
 ぷふーっと、橋口が吹き出した。


     -つづく-



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