『秘密の花園』-七夕 4- 

2013, 08. 07 (Wed) 23:40

 先に断っておきます。
 高校生にあるまじきRシーンを書いてしまいました。
 なので、そんなのが苦手な人は、今日は回れ右して下さい。

 かき上げてから、「これがなくても、五話に繋げられるんじゃね?」と思いましたが・・・。
 まあ、立秋記念というわけで。
 ・・・早く秋になれ。
 夏はもうたくさんだ。
 お腹いっぱいです、神様。
 
 あ。

 残暑お見舞い申し上げます。

 とにかく、ひさびさに濡れ場を書きました。
 次回こそラストです。


 明日、これを見直したらきっと、絶叫するんだわ、私。




   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、真神家次男と三男で、『秘密の花園-貴婦人- 』です。
  タピスリーを二人で見に行ったという設定で。
  起伏のない話で申し訳ないのですが、どうでしょう。

  楽しんで頂けたら幸いです。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

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『秘密の花園―七夕 4―』



 涙を唇で吸い取ると、両腕があがり、ぎゅっと背中を抱きしめられた。
 まだ荒い息のままで、かすれた声が囁く。
「さとる・・・。入れて」
 ゆっくりと足を広げ、腰をすり寄せてきた。
 互いに放った物のぬめりが、また次の衝動を呼び覚ます。
「でも、俊一」
 太ももを手の平でさすると、俊一は、んん、むずがるように鼻を鳴らす。
「いいから・・・」
「でも、ひさしぶりだから・・・」
 身体への負担が大きいはずだと言おうとすると、いきなり唇をふさがれ、口の中を激しくまさぐられた。
「しゅん・・・」
 片手で固くなった雄芯を握られて息を呑む。
「大丈夫だから・・・」
 導くように後ろへ先端をあてられて、全身から汗が噴き出る。
 この中を、忘れたことなどない。
 全てを引き替えにしても良いと思ってしまうほどの、快感。
「俊一・・・」
 なおもその先をためらうと、俊一がはらはらと涙をこぼす。
「入れてくれったら」
 白い太ももを開き、うっすら汗ばんだ身体と桃色に色づいた雄芯、そして湿った茂みをさらしたまま、手放しで泣き出した。
「この日を、ずっと、ずっと待ってた。一年前、急にいなくなられて、俺がどんな気持ちだったと思う」
 無意識のうちに先端だけが後肛に咥えられ、くちゅりと音を立てる。
「ん・・・っ」
「あ・・・、しゅん」
「抜かないで、このままきて」
 貪欲に飲み込まれていく感覚に眉を寄せた。
「さびしくて、さびしくて・・・。あの日まで、毎日抱いてくれていたのに、いなくなるなんて、俺はいったい、どうしたらっ」
 腰を上げて求められ、歯を食いしばる。
 奧の奧まで辿り着いてしまった。
「あ・・・っ。さとる、さとる、抱いて、お願い、動いて、お願い・・・」
 浮かせた腰をくねらせて、俊一がもだえる。
 あの日。
 自分は去る決心をしていたから、思うままに俊一を味わい尽くすことが出来た。
 でも、俊一は、あの快感がもっと続くと、もっともっと先まで二人で行けると信じていた。
 それをいきなり断ち切られて、辛かったのだと、今頃思い至った。
 自分勝手すぎた。
 あまりにも、残酷な仕打ちだったと後悔する。
「ごめん、俊一・・・。俺が身勝手だった」
 額に口づけをして、ゆっくりと奧を突いた。
「ん・・・、さとる、さとる・・・」
 背中に爪を立てられ、ゆっくりと引き出す。
 俊一に濡らされて、ねっとりと潤っているのがわかる。
「いや、いかないで」
「いかないよ。どこにもいかない」
 だから。
「俊一」
 両手で俊一の腰を掴み、一気に貫いた。
「ああああっ」
 俊一の前から白い液体が飛び散り、彼の薄紅色の胸から顎にかけて汚す。
 びくびくとけいれんする胸の突起に唇を落として舌でなぶりながら、また引き出し、ゆっくりと奧まで潜り直した。
「んん・・・っ。いい、いい・・・。さとる・・・っ」
 俊一が頭を振ると、ぱさりぱさりと黒髪が畳を打つ。
 両膝を抱え上げて、円を描くように抉ると、俊一の雄芯がゆらゆらゆれながら再び勃ちあがりはじめる。
 右のふくらはぎに顔を寄せ、舌を出してぺろりと舐めた。
「う・・・」
 それだけで、俊一は呻いた。
 互いの身体が、覚えている。
 そう思った瞬間、覚の身体もますます熱くなった。
 寂しがり屋の俊一は、触れられることに弱い。
 指で触れられるだけでも感じるが、唇と舌に触れられるともっと感じるらしい。
 全身から花のような香りを発しながら、身体をくねらせて悦ぶ。
 そして、自分はその香りに酔って我を忘れてしまうのだ。
「覚」
 もっと。
 黒い瞳を潤ませて俊一がねだる。
 乾いた唇を薄い舌でちろりと舐め、小さなため息をついた。
 すんなりと伸びた首筋が、くっきりと表れた鎖骨が、すっかり紅に染まって突き出ている胸の突起が。
 全身で、食べてとささやきかけている。
 濃くなるくちなしの匂いに惑わされ、己の中の獣がゆっくりと起き上がる。
 「しゅん・・・っ」
 呻りとも、咆哮ともつかない声を上げ、その身体に飛びかかった。
「あ・・・、ん、ん、ん、ん・・・」
 激しく腰を打ち付けると、腕の中で嬌声が上がる。
「あ、あ、ああっ、も・・・っと、もっと、もっとして、さとるっ」
 強く締め付けられて、自分が俊一の中に取り込まれていくのを感じた。
 自分が俊一を喰らっているのか、
 それとも俊一が自分を喰らっているのか。
 唇も、指先も、足も、雄芯さえも、既に自分の意志から遠く離れたような気がした。
 混ぜて、混ざり合って、抱きしめて、喰らって。
 今がいつで、
 ここがどこで。
 全てが無に帰していく。
「俊・・・。しゅん・・・っ」
 無意識のまま名前を呼び続け、物凄い勢いで駆け上る。
「はっ・・・」
 ひときわ強く貫くと、俊一が高く声を上げた。
「ああーっ」
 その首筋に歯を立てる。
 びくびくと痙攣する花筒を、もう一度深く抉って、覚は果てた。






        -つづく-


 
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