さかさまの空(池山・江口)。 

2013, 07. 11 (Thu) 01:04

 四回洗濯機を回して、カーテン外したり取り付けたり布団をひっくり返したり掃除機かけたり床を拭いたりアイロンかけたりしているうちに力尽きて、気が付いたら夕飯の支度時になっておりました・・・。
 ああ、もうすぐ夫が帰ってくる・・・。
 と、いうわけで。
 本当は別の話を掲載するつもりだったのですが時間切れなので、軽く池山でお茶を濁します・・・。

 三連休中、仕事もあるのに旅にも出ます。
 ・・・無謀だ。
 いや、今月末も仕事と仕事の間に旅行を入れている。

 大丈夫か、私。

 とりあえず、今週末の旅行の相棒は夫なのでへなちょこ工程でいけそうです。
 最近つくづく、私達の遺伝子を持つ子供が産まれなくて良かったと・・・。
 遺伝子検査なぞしようものなら、体質才能共にオールへっぽこと判定されそうです。


 で、結局日付をまたいで深夜にUPしました。
 明日は外仕事だってのに、深夜に何してるんだ、私。
 単なるいちゃいちゃのつもりが、結構時間かかってしまいました。
 でも、たいした話でなくてごめんなさい~。




   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、『秘密の花園』の、真神家長男とそのつれあい。
  しかも、攻めサイドです。
  お題は『秘密の花園-夏-』(もう、なんもおもいつかん・・・)。

  楽しんで頂けたら幸いです。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



 アクセスして下さったり、拍手やバナークリックで励まして下さる皆さんに感謝しています。
 とくに、励ましの拍手をクリックして下さる方へ。
 本当にありがとうございます。
 頑張ります。

 もしもよろしければ、一言、くださいね。
 お待ちしています。






  記事の一番下の『拍手』ボタンをクリックして頂くと小話をご覧になれます。
  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

 アクセスして下さったり、拍手やバナークリックで励まして下さる皆さんに感謝しています。
 もしもよろしければ感想や要望など頂けると、本当に嬉しいです。


ブログランキング・にほんブログ村へ


   拍手小話はこちら →

 『さかさまの、空』


 仰向けにひっくり返ったまま、空を見上げる。

 軒下からむこうに広がるのは、夏の空。
 クリアーな青空に、白い雲が光っている。
 ふわふわした雲はゆっくりと形を変えながら流れて行き、なかなか見飽きることはない。
 日差しが随分と強くなり気温も上がってきたが、頬に受けるかすかな風が心地よく、まだしばらくこのままで良いかと見つめているうちに、つい、うとうとしていたらしい。

 唇に、柔らかなものを感じて我に返る。

「ただいまかえりました」

 視界を遮るのは、造作の大きな、男の顔。
 
「・・・おかえり。早かったな」

 少し顎を突き出して唇を差し出すと、ゆっくりついばまれた。

「着陸してからターミナルにたどりつくまで、結構時間かかりましたけどね。でも、もうすぐ昼ですよ?」

 首筋を大きな手がゆっくりと撫でてくる。
 じんわりと汗を感じて、本当に帰ってきたのだなと今更思った。

「・・・相変わらず汗かきだな、お前」

 そっと腕を持ち上げて、日に焼けて浅黒く頑丈な首筋に指先を走らせると、汗でするりと滑った。

「・・・今更」

「うん。今更。で、そこがまた、すごくそそる」

 そのまま腕を巻き付けて身体を起こし、耳たぶを軽く噛む。

「・・・なあ」

 甘い吐息混じりに囁くと、彼の身体に僅かばかりの緊張が走るのを感じた。


「・・・冷やし中華食べたい」

 がくりと、力を失って落ちてきた身体が池山の胸を圧迫する。

「ここで、それをいいますか」

 恨めしげな声に、つい笑ってしまった。

「うん」

 汗ばむ身体を両手でぎゅっと抱きしめて、意地悪を言う。

「お腹空いた。冷やし中華作って、コウ」

 すると、反撃とばかりに耳を噛まれた。

「わかりました」

 ゆるりと、首筋に唇を落としながら、熱い息で囁かれた。

「でも、あとです」

 じわじわと熱が籠もっていく。
 明確な意志を持った指先がするりと胸を撫でられ、ぴくりと背中を反らせた。

「あなたを確かめてから・・・」

 鎖骨を舐められて、喉が鳴る。
 太ももを絶てて、江口のそれに擦り合わせた。
 唇をあわせて、舌を絡める。
 短く音を立てて小鳥のように吸いあいながら、服を脱がせあう最中に、ふいに江口が真顔になって動きを止めた。

「あ・・・」

「・・・なに?」

 Tシャツをまくり上げられて胸をさらしている池山は、スイッチの入ってしまった身体をもてあまして眉を寄せた。

「ラーメンが、ありません、多分」

 二週間家を空けた彼の方が戸棚の中を把握しているのは確かだ。
 だが、しかし。

「今、ここでそれを言うか・・・」

 ついつい、恨めしげに見上げると、江口が嬉しそうに笑う。
 悪戯が成功した子どものような瞳を見た瞬間、先ほどの意趣返しと気が付いた。
「てめ・・・」
 起き上がろうとした肩を簡単に押さえつけられ、ぺろりと胸を舐められた。
「あっ・・・」
 また一つ、スイッチが入ってしまう。
「すみません、ちょっと意地悪してみたくなりました」
 強く吸われて、更に声が上がる。
「ん・・・、このやろ・・・」
「ラーメンがないのは、本当です」
 厚い舌で熱心に舐められて、だんだんわけがわからなくなってくる。
「ん・・・。だからっ・・・」
 もう、昼食の事なんて、どうでも良い。
 なのに、会話をやめない江口が憎くなってきた。

「だから、そうめんで良いですか?」

 上目遣いににっこり笑われて、池山は白旗を揚げた。

「・・・ばか」 

 唇を尖らせると、ごめんなさい、と笑いながらキスをされた。
 やがてまた、互いの身体に手を伸ばす。
 江口の汗がぽつんと頬に落ちた。

 窓のむこうには、空。
 さかさまの空が、広がる。



      -おわり-





      < ↓ポチリとしてくださるとうれしいです↓ >

  br_decobanner_20100412095827.gif  にほんブログ村 小説ブログ BL小説へにほんブログ村
スポンサーサイト

タグ:続きを読む

コメント

コメントの投稿

非公開コメント