『バレンタイン・ラプソディ』-8-(楽園シリーズ) 

2013, 06. 14 (Fri) 20:51

 弱虫な私を許して下さい・・・。

 きっと、続きを見たら、皆さん画面に向かって舌打ちするに違いない。そうに違いない。
 ・・・ごめんなさい。

 まあ、逆に、来週はもう逃げ場がないというか・・・。
 あはは・・ははは。
 
 そんなわけで、続きは月曜日に。

 千里の道も一歩から、と、なまあたたかく、み、見守って下さいませ。

 ところで、BL道場の師匠からお借りしている小説、だんだん私の中の色々なものを突き崩してくれています・・・。
 どうしよう、このままだと、オチが・・・。
 私、自分のことは何でもありだと思っていたのですが、そうでもなかったことがよくわかりました。
 そして、良い感じに壊してくれてありがとう・・・。



  どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、『silent love 』の、先月瑠佳目線だった出会いの話の、拓真サイドです。
  お題は『silent love 天使』(笑ってイイですよ・・・)。

  楽しんで頂けたら幸いです。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



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 とくに、励ましの拍手をクリックして下さる方へ。
 本当にありがとうございます。
 頑張ります。

 もしもよろしければ、一言、くださいね。
 お待ちしています。


  記事の一番下の『拍手』ボタンをクリックして頂くと小話をご覧になれます。
  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

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 結局、持参してしまった。
 しかし、「はいどうぞ」とはどうしても言えなかった。
 挨拶もそこそこに、食卓につく。
 なので、こじゃれたデザインの紙バックはソファセットのテーブルに放置したままだ。
「今日、帰りに麹町へ寄ったんですよ」
 にっこり笑って、テイクアウトしてきたフレンチをそれぞれ温めて皿に盛る。
 江口の清らかな笑みがあまりにも眩しすぎて、一瞬立ちくらみがした。
「・・・くっ、言えるか・・・」
 ほっぺたを汚されただなんて。
 きりりと食いしばると、無垢な日本犬が小首をかしげた。
「どうかしました?もしかして、今日は体調が悪いとか?」
 なんなんだ、この体内血流慈愛百%は。
 このビストロへは前に二人で行った。
 仕事帰りにたまたま通りかかり、ふらりと入ってみたらアタリだったのだ。
 そして、テイクアウトも出来ると知り、いつかまた食べたいと言ったのを彼は覚えていたのだろう。
 一緒に分けてもらったというワインも、自分が気に入っていた銘柄だった。
 ・・・もったいない男だ。
 いつも、そう思う。
 きっかけはほんの事故だった。
 でも、今は、その事故に感謝している。
 ・・・というか、あの時の自分によくぞ押し倒してキスしたと褒めたいくらいだ。
 何度、キスしただろう。
 何度、身体を重ねただろう。
 一緒に眠って、一緒に食事をして・・・。
 もうすぐ五年になるというのに、ますます江口に傾倒していっている。
 ここ二年くらい、仕事でも国内外問わず活躍し、いまやこの部屋にいられることが貴重なほど忙しい。
 そして、家主がいないこの部屋で、彼の残した僅かばかりの気配と匂いを求めて入り浸る日々になってしまった。
 自分もそれなりに仕事に打ち込んでいるし、活躍していると思う。
 でも、ぽっかりと空いた穴が、時々つらい。

 だから。

「・・・池山さん?」
 食べる手を止めた池山に、江口の心配そうな声がかかった。

だから。

「・・・コウ」

「・・・はい」

 だから、言いたい。

「今すぐ、お前が欲しい」



 
         -つづく-



 
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