『バレンタイン・ラプソディ』(楽園シリーズ) 

2013, 04. 04 (Thu) 20:09

 ええと、4月になってバレンタインもへったくれもないですが・・・。
 以前、オーダー頂いていたバレンタイン特集2013、池山編をお届けします。
 4月に連載って、どうよと思いましたが、ここは歯を食いしばってお付き合い下さい!!

 ホントに慌てているので、題名も『仮題』ですみません。
 当初はメインカップルのみの予定だったのが拡大して、ドタバタコメディになる予定です。
 
 ただし、明日と明後日は仕事が忙しいので、続きは月曜日に。

 ではでは、とりいそぎ。





   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、『silent love 』の瑠佳の話です。
  お題は『silent love 2』(暫定的題名ということで・・・)。

  楽しんで頂けたら幸いです。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



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 とくに、励ましの拍手をクリックして下さる方へ。
 面倒な操作なのに、本当にありがとうございます。
 頑張ります。

 もしもよろしければ、一言、くださいね。
 お待ちしています。






  記事の一番下の『拍手』ボタンをクリックして頂くと小話をご覧になれます。
  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

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質問です。

Q.お付き合いしている人はいますか?
 「いるよ?四年になるかな」
Q.相手の方を例えて言うと?
 「味噌汁」
Q.その意味は?
 「毎日食っても飽きないってカンジ?」
Q.どのような人ですか?
 「年の割にしっかりしていて、頼りになるヤツ。・・・でも、時々物凄くかわいいよ」
Q.色は白いですか、それとも?
 「んー。俺よりずっと黒いね」
Q.体格は?
 「頑丈だよ。何があっても壊れないカンジ」
Q.身長は、もしかして貴方よりも・・・?
 「それは、ヒミツ」(にっこり)
Q.もしかして、あの、以前写真に撮られたモデルの女性とまだお付き合いしているのですか?
 「あれは昔のカノジョ。イイヤツだけどな」
Q.で、のろけをお願いします。
 「え?そんなことも言えって?・・・いいけどさ。顔も性格も物凄く味があって、一緒にいると安心するかな。いろんな意味で相性が良いのがポイント」
Q.・・・最高ののろけを有難うございます。
 「いやいや・・・(←照れている)。ところで、この質問に何の意味があるの?」
A.それは、ナイショです。



質問です。

Q.お付き合いしている人はいますか?
 「はい」
Q.相手の方を例えて言うと?
 「・・・うん。やっぱり高嶺の花・・・かな」
Q.その意味は?
 「俺にはもったいないと思うので」
Q.どのような人ですか?
 「物凄く綺麗で、機転が利いて、懐が広くて、ユニークで、時々可愛くて、とても優しい人です」
Q. 告白はどちらから?
 「俺が拝み倒して。あちらが根負けした形になると思います」
Q.では、のろけをお願いします。
 「かけがえのない人です」
Q.・・・シンプルなのろけを有難うございます。
 「いえ・・・。ところで、この質問に何の意味が?」
A.それは、ナイショです。







 なんとなく周囲がざわめいている気配を感じ、ふとパソコン画面から顔を上げた。
 すると、自分のすぐ近くにあでやかな笑顔をたたえた女性が佇んでいた。
「おつかれさまです」
 ローズピンクに美しく塗り上げられた肉感的な唇が、にいっと上がる。
「・・・おう、お疲れ。どうしたよ?弥生ちゃんがここまで上がってくるなんて」
 彼女の名前は、橋口弥生。
 このビルに出入りする男性達のハートをわしづかみにしている受付嬢だ。
「ちょうど休憩に入ったので、奈津美さんと挨拶に」
 どこかで設計部事務の本間奈津美の笑い声が聞こえてきた。
「あいさつ?」
「まあ、オフィスにおけるお中元お歳暮って事で」
 綺麗に揃えられた手の平には、リボンをかけられた小さな箱。
ちょこんと乗っているそれに、納得する。
「あ、そういう挨拶」
「そう。親しき仲にも礼儀ありってことで。有希子さんと奈津美さんと三人連名です」
 今日は2月13日の金曜日。
 バレンタイン・イブである。
 本番は土曜日と、ちょっと商業的に都合がよい業界とそうでない所に別れそうな雰囲気だ。
 仕事に集中していたので忘れていたが、そういえば朝からぼちぼち似たようなものを貰っている。
「三人分にしてはずいぶんちんまいなあ~」
 受け取った箱を手の平の上でもてあそんでいると、柔らかな手が背後からすうっと頬を撫でた。
「だって、池山さんは毎年各方面からたくさん貰うから、大きいと迷惑かけるでしょ。別の時にでもまたきちんとするつもりだから、これは形ばかりの何とやらなの」
 振り向くと、本間の大きな瞳が目に入った。
「一応、手作りよ。有希子さんちで作ったんだから」
「・・・え?」
「そう言う意味でも三人連名ね」
 周囲の男達の耳がぴんと立っているのを感じる。
 どうやら、本間がここに辿り着くまでに配ったのは手作りではなく、市販のものだったらしい。
 有希子は池山の幼なじみで、女子校では必ず花の女王、大学ではミスキャンパスグランプリ、フランス女優のような美貌は岡本の妻になり子を成した今でも衰えはしない。
 そして、好奇心一杯の大きな黒い瞳でその名の通り夏のような明るさの本間は、実はトラブルメーカーと言いたくなるほど男を吸い寄せる。
 さらに、受付のクールビューティーをプラス。
 鉄壁の三人組の手作りと聞いて、老いも若きも男達はどよめいていた。
 すっかり羨望の的になっているのをひしひしと感じる。
「これは、素直な意味での贈り物なんだよ・・・な?」
「そりゃそうよ。日ごろの感謝を込めて、三人分の愛情を込めたもん」
 本間が口を開けば開くほど、池山はじわじわと首を絞められるような心地だ。
 殺意すら感じる視線に、今夜は明るいうちに絶対帰途に就こうと心に誓った。

 


 

         -つづく-



 
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