『肉食獣的な彼女』-10-(『ずっとずっと甘い唇』番外編) 

2012, 12. 14 (Fri) 19:38

 今日は短いです。
 小話のつもりが、軽く10話を越えてしまって頭を抱えています。
 まだまだ続きますよ~。
 お付き合い下さい。
 
 本当は本日掲載分はこの二倍の予定でしたが、急に失せもの大捜索を始めたら時間を食いすぎまして・・・。
 で、幸運なことになんとか捜し物を見つけ出せたのですが、その中に、1万円札がぺらりと入っていて脱力。
 ・・・リスとか、モズとか、よく言われます。
 けっこう色々なところにお金を突っ込んで忘れるんですよ、私・・・。
 ただ、1万円より上はさすがにないですが・・・。

 この宴会。
 8人席で席順は、本間、岡本有希子、池山、片桐、向かいが空き席、柚木、村木、橋口・・・と言う順番で、いったん片桐の向かい席に座っていた本間は、現在橋口の向かいに席に戻っています。

 続きは月曜日になると思います。
 今度こそ、ようやく、ヘルシンキ!!





   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、『ずっとずっと甘い口唇』の中村春彦の父の勇仁と、母の清乃、そしてコドモの片桐啓介で、+1人乱入です。
  お題は『オトナの階段』。
  楽しんで頂けたら幸いです。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



 アクセスして下さったり、拍手やバナークリックで励まして下さる皆さんに感謝しています。
 とくに、励ましの拍手をクリックして下さる方へ。
 面倒な操作なのに、本当にありがとうございます。
 頑張ります。

 もしもよろしければ、一言、くださいね。
 お待ちしています。

 そういえば、もうすぐ次の小話締め切りですが、今のメンバーなどでリクエストないでしょうか?
 たとえば、どれかのカップリングでクリスマス、とか。
 そういや、『ずっと~』は四月に入る頃に結末でしたね・・・。
 時間的にその後のクリスマスでも、それ以前のクリスマスでも構いません。
 こんな感じの話が読みたいと思われたら、迷わずメッセージ下さいませ!!

 


  記事の一番下の『拍手』ボタンをクリックして頂くと小話をご覧になれます。
  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

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 『肉食獣的な彼女』-10-



「ああそうだ、忘れないうちに。二人とも、どうぞお一つ」

 さんざん片桐をいじり倒して楽しんだあと、それなりに満たされた一同はまたそれぞれの食べたいものを突っつき始めた。
「ゲイシャ・・・チョコ?」
 橋口から差し出されたチョコバーを受け取った村木と柚木はパッケージの文字を読んで首をひねる。
「そう。その件の男との別れ話の決着をつけにフィンランドへ行って、今朝戻ってきたところなの」
 事も無げに笑ってナムルを箸で摘む橋口に、二人はどう言葉をかけたものか躊躇する。
「およそ一年ちょっとばかり付き合って、こちらとしてはいずれ結婚したいとまで思っていたんですけどね・・・」
 そんな矢先の草刈聖の留学話だった。
 成績優秀な草刈が自費ではない形で一年間の留学のチャンスをものにしたと聞き、橋口は心から祝福した。
 ただ、不安が頭をよぎる。
 一年間、離ればなれで二人の関係は保てるのかと。
 しかし、これまで脇目もふらずに研究に没頭していた草刈が、今更留学先で羽を伸ばすとは到底思えない。
 研究一筋で何事も禁欲的な彼に、日々の楽しみ方を教えたのは橋口だった。
「出発前に私もちょっと会ったけど、本当にそこらの聖職者も真っ青な清い人だったわよね」
 サンチュに巻いた肉をぱくつきながら、有希子が言う。
「ええ。浮気はないと信じてました。だから、青天の霹靂でしたね」
 渡航していくらも経たないうちに、草刈の様子がおかしくなった。
 そして橋口が心待ちにしていたスカイプでの会話は、いきなり彼の謝罪から始まったのだ。
「別れて下さい、ごめんなさい、の一点張りで・・・。何があったとか、一切言わないで、ただ謝るばかりで訳がわからないから、とにかくすぐに手配してヘルシンキへ乗り込んだんですが・・・」
 もやしを口に突っ込んで数回租借したあと、爆弾を落とす。
「金髪美人に寝取られたんなら、奪い返す自信があったのですが、まさか、金髪の男だったとは・・・」
 ここで、全員がごくりと唾を飲んだ。
「え・・・?」
「今・・・。なんて・・・」
 肉が焼ける音だけがやけに大きく聞こえる。
「速攻で彼のアパートへ突撃したら、漫画みたいにゴージャスなロン毛の金髪碧眼男が彫刻みたいに立派な胸板さらしで出てきました」
 肉が、焦げる匂いがした。
「あわわわ!!」
 慌てて、本間が炭化しそうな肉を回収する。
「もう、こりゃ駄目だと思いましたよ。セクシャルの壁を乗り越えられてしまったら、もう追いかけようがありませんもの・・・」
 ぱたりと、池山と片桐が箸を落とした。



     -11-へ続く





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