『ずっと、ずっと甘い口唇』-73-(『楽園』シリーズ) 

2012, 11. 08 (Thu) 19:50

 お待たせしました。
 73話です。

 11/9の20時にいったん修正かけました。
 どこをどうしたのか、解る人は凄い・・・かな。
 私としては入れとかないとまずいと思った箇所があったので、そこが加筆されています。
 (昨日読んでくれた人に「どこを加筆したでしょう」クイズ屋ったら面白いんだろうか・・・。いやいや・・・)



 次回でRな話は終幕・・・にしたい、です。

 ではでは、とりいそぎ。



 
   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、「ずっとずっと甘い口唇」の中村春彦の叔父の話です。
  お題は「蜜の家」。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



 ここを見に来て下さる皆さんに感謝しています。




  記事の一番下の『拍手』ボタンをクリックして頂くと小話をご覧になれます。
  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

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 『ずっと、ずっと甘い口唇-73-』



「あ・・・。そんな・・・」
 目を潤ませると、ゆっくり彼は腰を引く。
 ずるりと中をこすられて喘いだ。
「あ・・・。いや・・・」
「呼べよ。春彦の声で聞きたい」
 ゆっくりと今度は彼の雄が奧へと戻ってくる。
 たまらない感覚だった。
「なあ、ハル。春彦・・・」
 熱っぽい声に、耳まで犯されたような心地になる。
「あっあっ・・・」
「・・・ほら。呼んでみ」
 腰を揺すられ、悲鳴をあげる。
「あっ、あん、あああっ!!け、けいすけ、さん・・・っ」
 肩にしがみついて泣いた。
 彼の名前を呼ぶことで、ますます感じてしまい、どうにもとまらない。
「けいすけさん、啓介さん・・・っ!!」
 きゅっと彼を咥えているところが締めつけてしまった。
「ん・・・。春彦」
 少し眉を寄せた後、額と額を合せて片桐は囁く。
「・・・なあ。今、お前の中にいるのは、誰?」
「あ・・・」
 春彦は全身がかっと熱くなった。
「そんな、そんなこと・・・」
 背中に回した指先に力が入る。
「お前の中、凄くいい。しっとりしていて、熱くて・・・。こんなのお前だけだ」
「は・・・、あああっ」
 耳たぶを唇で吸い上げた後、ぐるりと腰を回して中を抉られて、嬌声を上げる。
「けい・・けいすけさん、啓介さんっ」
「ん・・・なに?」
 ざらりと耳の後ろを舐めながらも、腰を使うことをやめてくれない。
「啓介さんが、啓介さんが・・・・。あああっ、中に、中に・・・」
「うん。俺だね」
 まるで春彦の中を探るかのようにゆっくりと抜き差しされ、背中に震えが走る。
「俺が、いるの、わかる?」
「わか・・・、わかります、わかります。だって、今、奧に、・・・あああっ」
 ずん、と突かれて弓なりに背を反らした。
「んんっ・・・。すご・・・」
 歯を食いしばって呻いて片桐は、もう一度強く突いた。
「あああっ」
「もっと、もっと、お前の中に入りたい。いいか?」
 頬を寄せあい、胸をこすり合せてもまだ足りないというように、片桐が熱く囁く。
 その熱さに酔ったようにこくんと肯くと、彼が笑った。
「ありがとう」
 そう言うなり、ゆるやかだった片桐の腰の動きがだんだん速くなる。
 ベッドのスプリングのきしむ音と、二人の間で起きる湿った音、肌がぶつかる音、そして春彦のあげるあえぎで寝室が満たされる。
「もう、もうっ・・・」
 これ以上は無理と泣く春彦に、片桐が笑う。
「ごめん、それは聞けない」
 深く唇を合わせられて、春彦は全身でしがみついた。
 互いの舌が絡み合い、唾液が唇から流れていく。そして更に同じように下肢が絡み合う快感は果てがなかった。
「あ、ああ、あ、うん・・・」
 両手で尖りきった乳首を摘み上げられ、更にこねられて、つま先が反り返る。
「や・・・」
 頭を左右に振ると、更に深く突き刺され、悲鳴を上げた。
「春彦、春彦。ハル・・・。好きだ」
 速いストロークで腰を動かす彼の顎から、汗がしたたってぽとんと唇に落ちる。
「あ・・・」
 たったそれだけでも、春彦の快感を増した。
「け・・すけさん、けいすけ、さん・・・っ」
 片桐の雄がますます身体の中をかき乱す。
 揺さぶられ続ける春彦の白い腹の上で色づいて固くなった自身が跳ね回り、先端から白い粘液がこぼれ続ける。
「もう、もう、だめ、もうだめ・・・」
 うわごとのように呟きながらも、シーツをつま先でかき乱し、片桐の腰を太ももで愛撫し続ける。
 目尻から止めどなく涙が流れるのを、片桐が舌で舐めとりながら囁いた。
「かわいい。可愛いな、お前は、本当に可愛い」
 胸が高鳴り過ぎて、全身が熱い。
 抉り続ける楔をもっと深く感じたくて、腰を浮かせると、片桐がちらりと舌を覗かせ唇を舐めた。
「ハル・・・」
 濡れた唇にうっすらと、どう猛な笑みが浮かぶ。
「すごく、いい・・・」
 熱い囁きに脳が蕩けそうだ。
 両手の指先を絡め合い、そのままシーツに縫い付けられる。
「ハル。好きだ」
 もう一度、唇が下りてくる。
 息が唇を撫で、舌が歯列をなぞった。
 ぴちゃ、と音を立てて離れる時に、目と目が合う。
 それが、合図だった。




 『ずっと、ずっと甘い口唇-74-』へつづく。




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