『ずっと、ずっと甘い口唇』-72-(『楽園』シリーズ) 

2012, 11. 01 (Thu) 22:47

 夫が風呂に入っている間にこっそり更新・・・って、まるで不倫だわ。
 お待たせしました、今日の分更新します。

 ただ、今日が一番のR指定です。
 ここまで書いたことは本当に今までないです。
 限界への挑戦・・・って、何の限界なんだ、何の・・・。

 そんなわけで、エロが苦手な方は今日も飛ばして下さい。

 明日はリアル用事で小説更新できません。
 
 ではでは取り急ぎ。

 
   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、「ずっとずっと甘い口唇」の中村春彦の叔父の話です。
  お題は「蜜の家」。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



 ここを見に来て下さる皆さんに感謝しています。

 

  記事の一番下の『拍手』ボタンをクリックして頂くと小話をご覧になれます。
  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

 アクセスして下さったり、拍手やバナークリックで励まして下さる皆さんに感謝しています。
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 『ずっと、ずっと甘い口唇-72-』



 片桐がすっと伸び上がって、開けっ放しになっていたベッドサイドチェストの引き出しから小さなビニールの包みをつまみ出した。
 春彦の内股を優しく撫でながら、それの端を口にくわえて、片手で封を切る。
 こんな仕草でさえ、彼にはどこか品がある。
「あ・・・」
 中から避妊具を取り出して、勃ちあがった自らの性器にかぶせ始めた。
 手慣れた様子にときめいてしまう反面、その理由を思い巡らせてちりと胸が焼けるように痛んだ。
「まって、待って、片桐さん・・・」
 なんとか起き上がって、その手の上に自分の手を重ねた。
「ん?どうした?」
 装着半ばで困ったように首をかしげる片桐に、足を広げたまま伸び上がり、耳元に唇を寄せた。
「つけないで、下さい」
「え・・・?」
 開いた両足を片桐の腰に絡め、胸と胸が触れそうなほどの距離に身を寄せて、もう一度囁いた。
「お願いです。そのままの片桐さんを、感じたい・・・」
 耳たぶを唇で軽く噛むと、片桐が息を呑む。
「でも・・・。そうしたらお前・・・」
 そう言いながらも春彦の内股に置かれていた手がするりと下りて、潤滑剤を漏れさせている穴をゆっくりと円を描くように撫でた。
「ん・・・」
 肩をぴくりと振るわせ、目を瞑って熱い息を吐く。
「後がキツくなるぞ?多分・・・」
 どくん、と二人の手の中で息づく片桐の雄がまた少し大きくなるのを感じた。
「それでも・・・」
 少し力を込めて亀頭を自分に向けて倒しながら、片桐の唇をついばんだ。
「欲しいです・・・」
 背筋を伸ばし胸を突き出して、立ち上がった乳首で彼の胸元をかすかに愛撫する。
 今まで誰とも肌を合わせたことがないのに、こんな大胆な事が出来る自分にどこか驚きながらも、彼を煽ることがやめられない。
 これは、自分の中に眠っていた本能なのだろうか。
 彼を深く取り込めるなら、どんな痴態も構わない。
 胸をゆっくりすりあわせながら、すっかり熱くなった身体をもてあまして息を吐く。
「まっ・・・たく・・・。かなわないな」
 苦笑しながらも、同じように身体を熱くしていく片桐は、ゴムを抜き取った。
「俺。これなしでやったことないんだけど」
 襞の周辺を何度も何度もたどりながら、ぼそっと呟いた。
「それでもいい?」
 指先をつぷりと入れられ、顎をそらしてすがりつく。
「入れて・・・。そのまま入れて下さい」
 もう、我慢できなかった。
 腰を少し上げて誘うと、片桐が耳元で低く唸りながら、濡れて光る雄を押し当ててきた。
「あ・・・っ、あああっ」
 肩にすがりついた両腕に力が入る。
 片桐は、春彦の腰を両手で強く掴み、ゆっくりと挿入していく。
 彼の太いくさびがめりめりと身体の奥を潜っていくのがわかる。
「あっ、あ。は、入って・・・」
 膝が震えた。
 押し広げられる感覚に、痛いも良いも例えようがなかった。
 ただ、異物がどんどん自分の中を押し進むことの怖さと、感じる彼の雄の固さに対する誇らしさに混乱し、腰を揺らした。
「・・・くっ、きっつ・・・」
 きりっと奥歯を噛みしめる音を聞いたような気がする。
「だから、まずいといったのに・・・」
 熱い息を吐きながら、片桐が性急に身体を前に倒した。
「あーっ!!」
 背中がシーツに着いた瞬間、ずんと重い物が一気に貫かれた。
 全身をざっと何かが走る。
「ああ、ああああっ!!」
 一瞬にして、また自らの先端から白い体液をこぼれさせた。
 あまりのことに、目尻から涙がぽろりと落ちた。
「・・・ごめん。ゆっくりできなかった」
 伸び上がってきた片桐が涙を舌でなめ取る。
「はあ・・・あ、あ・・・」
 呆然と目を見開いたまま、片桐を見上げると、彼は蕩けるように笑った。
「啓介」
 ざり、と片桐の下生えがあたる。
「ん・・・。んんん・・・」
 眉を寄せて、息を呑むと、唇の端を軽く噛んでまた囁く。
「啓介って呼んで、春彦」
 片桐の甘い声に、わなないた。
 彼が、初めてあだ名でなく、名前で呼んできた。
 それだけで、胸の奧が泡立つ。




 『ずっと、ずっと甘い口唇-73-』へつづく。




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