『ずっと、ずっと甘い口唇』-70-(『楽園』シリーズ) 

2012, 10. 26 (Fri) 19:51

 アンタ、私に何書かせる気じゃ・・・。
 何度、脳内の片桐に語りかけたか解らない70話です。
 R指定街道まっしぐらなので、そういうのが苦手な方は回れ右でお願いします。

 そろそろ、ちちち、ちゅんを作動させて良いですか・・・?
 と、弱音を吐きつつも、出歯ガメ根性で書いている今日この頃。

 こんなあんなですが、読んで下さる皆さんに感謝しています。
 毎日アクセスして下さる方や、拍手やバナーをクリックして下さる皆さんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
 頑張って、Rな回も乗り越えてラストに向かいたいと思います。

 
 
   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、「ずっとずっと甘い口唇」の中村春彦の叔父の話です。
  お題は「蜜の家」。


 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



 もっとRな小話もう1話はもう少しお待ち下さい。
 のたうちながら調整中。
 (なら書くなよと言うか、思いつくなよと、セルフ突っ込み・・・)




  記事の一番下の『拍手』ボタンをクリックして頂くと小話をご覧になれます。
  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

 アクセスして下さったり、拍手やバナークリックで励まして下さる皆さんに感謝しています。
 もしもよろしければ感想や要望など頂けると、本当に嬉しいです。


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 『ずっと、ずっと甘い口唇-70-』




 一度、伸び上がって髪を優しく梳き、額に、目尻に唇を落とした後、頬をゆっくり何度も撫でられた。
「こんな時に言うのもどうかと思うけど、泣いている顔も好きだよ」
 唇を軽く何度も吸うその唇は、優しい笑みの形を作っているのが目を閉じていても解る。
「俺だけしか知らないハルがいっぱいあって、凄く嬉しい」
 そう言うと、また唇のぬくもりを点々と残しながら足下に戻っていく。
「なにからなにまで全部、お前は、とてもとても綺麗だよ」
 そう言ってまた持ちあげられた左足のつま先を口に含まれて、ひゅっと喉が鳴った。
「あ・・・」
 濡れた感触が足の指を包む。
「あの時も、綺麗で、可愛くて、食べてしまいたくて・・・」
 ぴちゃぴちゃとしゃぶられて目を見張る。
先ほどまでの穏やかさはかき消え、片桐は熱心に足の指を愛撫する。
獣めいた舌使いに、春彦自身もまたつま先から火をつけられた心地になる。
「いや・・・。そ・・・」
 指の間もねっとりと舐められて下肢がますます熱くなり、両手でぎゅっと押さえて過ごそうとするがかえってそれは自慰めいたものになり、腰をくねらせる。
 それをやや伏し目がちに眺める片桐の瞳が光り、ますます身体が熱くなった。
 そのまま唇を這わせて膝頭にたどり付いた後、内股を舐められ、春彦はびくびくと身体を波打たせる。
「ん・・・。あっ」
 一番感じる場所を避けられて、つま先が反り返った。優しいのか、執拗なのか、よくわからない唇と指先に翻弄されて息をあげる春彦を楽しそうに眺めながら、ようやく内股の深いところに唇を寄せた。
 片桐の両手が、優しいけれど確実に意志を持って春彦の両足を開かせる。
形の良い白い足が開いたその間に身を沈め、下肢を覆う春彦の細い指に唇を落とす。
鼻と唇を手の甲にこすりつけて獣のような仕草で外せとねだられ、目眩を感じた。
「ハル・・・?」
 手の下では確実に膨らんだそれが雫をにじませているのを感じて、春彦はどうしても手を外せない。
「いや、恥ずかしい・・・」
 初めての時は片桐が酔っていた。
 昨夜はワインと夜の薄闇の力を借りたから、大胆にもなれた。
 でも、この昼の日差しに照らされたこの部屋で、全てをさらすのは今更ながら勇気がいる。
「まだ、俺が信じられない?」
 ついっと顔を上げて覗き込まれて、これ以上ないくらい顔が赤くなった。
「だって・・・」
「俺もまだまだだよな」
 悪戯っぽく笑いながら膝の内側を吸われて、また、びくんと腰を揺らす。
「でも、まいったな・・・」
 色っぽい流し目を送られて耳が熱い。
 こんな顔、想像したこともない。
 片桐が伸び上がってきて、小さな声で囁いた。
「俺、今、凄くお前の中に入りたい」
 するりと片手が春彦の手の上に重なる。
 ゆっくりと手の甲をさすりながら、下唇を舐めて見せた。
 まるで、手の甲をまた舐められているような感覚になる。
「なあ・・・。入れてくれよ」
 そして、指の隙間に彼の硬い指がするりと入り、更に後ろを探った。
 谷間をたどって、小さな穴にたどり付く。
「ここに入りたい」
 ゆるりと撫でられて、春彦は全身の力を抜いた。






 『ずっと、ずっと甘い口唇-71-』へつづく。







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