『ずっと、ずっと甘い口唇』-55-(『楽園』シリーズ) 

2012, 09. 28 (Fri) 16:28

 今日は、ことのほか天気が良く・・・。
 台風が接近しているので、文字通り嵐の前の静けさなのですが・・・。
 たくさん洗濯してたくさん干したので、それらを片付けるまでの間、色々な作業が出来ました。
 天気がよいとついつい洗濯してしまいたくなるのは私だけでしょうか。
 おかげさまで、布団がとんでもなく熱を持ってしまい、冷ますのが大変なようです。
 だから、冷めるまで起きてる(笑)

 眠れなくても横になって寝ていろと指令がおりていただけに、夫には内緒です・・・。

 風邪は、いつもよりはやく治りそうな?
 いや、熱が上がるのはいつも夕方からですので、油断は禁物ですが、喉の痛みはある程度引いた気がします。
 咳や鼻水に移行しそうにないのは助かるなあ・・・。

 で。
 今日もいわゆる濡れ場なので、苦手な方はスルーして下さい。

 これが一番物書きの力量と自身の経験を問われるところなので、大変苦手なのですが、BLとしては避けて通れない道なので・・・。
 とりあえず、私にとってハードなシーンはいったんここまで。
 区切りがよいので、今日も短めになっています。

 次回からはちょっと抑えなの展開です。
 とはいえ、二人がべたべたしていることには変わりないかもしれませんが・・・。
 

 
   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、「ずっとずっと甘い口唇」の保坂VS.第三秘書の篠原です。
  お題は「アタシ、猫」。

 一応、これからも拍手用小話を月に一度書き換える予定です。
 随時オーダー受付中。
 毎月16日の正午締めで、20日頃に新作アップという形を取りたいと考えています。

 
 これからも何かご希望がありましたら、是非リクエストを拍手コメントかメールフォームでお願いします。



 いつもここにアクセスして私のつたない文章を読んで下さる方、拍手などクリックして励まして下さる方、コメントを寄せて下さる方に感謝しています。
 書き続ける原動力になります。
 本当に有り難うございます。

 実はまだしばらくこの話は続きます。
 ベタ甘な二人を生暖かく見守って下さると嬉しいです。






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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
  楽しんで頂けたら幸いです。

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 『ずっと、ずっと甘い口唇-55-』


 春彦の身体は、記憶の中のそれよりもずっと甘い。
 耳を噛んで首筋に舌を滑らせると、熱い息を吐いた。
 汗で滑る胸を両手で撫で、膨らんで尖った突起を摘むと顎をそらして小さく悲鳴を上げ、それに煽られて腰をこすりつける。
 どちらの汗か、どちらの溢した粘液か、それすらわからない下肢かぐちゃぐちゃと音を立てる中、ベッドを揺らし続けた。
「あ、あっ、片桐さん・・・、あっ・・・」
 陶然となった春彦はうわごとのように名前を呼び、好き、好き・・・と呟き続ける。
 普段のどこか感情を抑えた、控えめな声ももちろん好ましく思っていたが、濡れきった今の声はたまらなく甘美だ。
 自分の愛撫と身体に反応して、乱れていく姿を目にするだけでも嬉しさがこみ上げてくる。
 すんなり開かれたなめらかな足がシーツを滑り、無意識のうちに何度も片桐の足と腰を撫でさするように行き来し、彼の切れ切れに上げる声と肌の心地よさも更に欲望をかき立てた。
 唇を合わせると、薄い舌がすぐに応じて絡みつく。
「んっ・・・ん・・・」
「ハル・・・。ハル。好きだ。お前が好きだよ・・・」
 言葉を重ねるごとに口づけを深めた。
 唇を合わせたまま、両手で太ももの裏を何度も何度も撫でさすって肌のなめらかさを堪能し、更に小さくひき締まった尻をこねると、春彦がシーツの上で頭をいやいやするように振り、艶やかな髪がさらさらと音を立てて舞う。
 固くなって濡れている自分の性器を押し当てて、春彦の袋の後ろの谷間から後ろのくぼみにかけて何度も行き来させると、春彦は顎を震わせる。その顎を軽く囓った後、片手で彼の色づいて震える花芯を握ってしごいた。
「・・・やっ、それは、それはだめ・・・」
 眉を寄せて訴える春彦を唇でなだめながら動きを早めた。
 ちゃっ、ちゃっ、ちゃっと、リズミカルな音が二人の耳を犯す。
 細長く伸びた春彦の性器はすっかり固くしなり、天を向く。
 絞るように親指と人差し指の輪を狭めると、ぴんと張った亀頭がはぜた。
「あっあっ、あああっ!」
 背中を反らして春彦は悲鳴を上げた。
 勢いよく、春彦の性器から白い液体が飛ぶ。
 彼のほんのりあかみのさした腹から薄い胸にかけて、飛沫が広がっているそのさまはあまりにも淫らで、片桐も下肢をこすりつけていただけにもかかわらずこらえきれずに果てた。
「はあ・・・。はあ・・・・・」
 目を潤ませて肩で息をする春彦の額に唇を落とす。
 そして、目尻から一筋の涙が流れ落ちるのを、舌でなめとった。
「・・・ん?どうした?辛かったか?」
 激しすぎたかと問う片桐の首に両腕を伸ばしてぎゅっと抱きつく。
「わからない・・・わからないです・・・」
 後から後から涙がこぼれ落ちるのを、彼の鼻と唇が優しく愛撫してくれる。
 男の身体の自分をたくさん触って、たくさん愛してくれ、最後には達ってくれた。
 嬉しい、嬉しいという気持ちが渦巻いて、まるで嵐のようだ。
「・・・幸せすぎて、どうしたらいいのか、わからない・・・」
 頬を寄せられて、胸が熱くなる。
 ついばむような口づけも、髪を撫でる優しい指先も、今、自分に与えられているのだと思うと、たまらなく涙がこぼれた。

 彼が、ここにいる。
 ここにいて、口づけをくれる。

 しまいには泣きじゃくり始めた春彦を、心配そうに見下ろしながら、片桐は何度も愛を囁く。
「好きだ・・・。お前の、何もかもが好きだ・・・」
 どちらのものか解らないほど絡められた足も、汗の引かない濡れた身体も、互いに残る荒々しい呼吸も、全てが愛しくて、愛しすぎて春彦は涙を流し続けながら目を瞑った。






 『ずっと、ずっと甘い口唇-56-』へつづく。







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