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時の重み。 

2017, 10. 26 (Thu) 20:32

 ここ数日、とてもとても天気が良かったので、がんがん洗濯と天日干しにいそしんでいます。
 仕事が農閑期で良かった…。
 お金は1銭も入らないけれど、天気は何にも代えがたい…。
 そういえば、福岡はこの間の週末、風台風でした。
 少しばかり雨が降りましたが、それは大した雨量にならず。
 そのため、農作物の管理が大変だと聞いています。
 塩害の可能性があるので。
 ようは、強風に運ばれた海の塩が植物に付着し、枯らしてしまうのです。
 海岸沿いの農園などは散水することでなんとか塩を落とそうとされているようですが・・・。
 観光名所のコスモス畑などはもうすでに手の施しようのないところもあるようです。
 先週半ばまでは綺麗だっただけに、辛いですね。
 そして、うちはすごく海に近いというわけではないけれど、山よりは海に近いポジションだからなのか…。
 ベランダのアルミ柵に潮が吹いたような跡ができましたね・・・。
 車とか、エアコンの室外機とか、放置していたら大変なことになるかもしれない…。
 雨が降りすぎるのも大変だけど、降らない台風もそれなりに被害をもたらすということを痛感しています。

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 ところで。
 家事の合間に、ええと。
 久々にゲームしていました。刀剣の。
 向かないからおざなりにしていたんですけどね…。
 お気に入りの刀剣をランクアップさせることができる装備品がどうしても欲しくて、時間を差し出しました。
 そう。
 刀剣のゲームをされている方にしかわからない話なのですが、私の初期刀・山姥切国広がいつでも極装備になってもいいように、旅支度をしておきたかったのです。
 それにはアイテムが2つばかり足りなくて、今回はがりがり頑張りました。
 ようやく一そろい手に入って、ほっとした・・・。
 それにしても、欲しいアイテムはなかなか手に入らなくて、それほどほしいと思っていなかった新しい男(今回の呼び物)がひょっこり手の中に落ちた時は、なんかちょっと・・・。ごめんなさい、ため息が出た。
 多くの大切な時間を差し出して、欲しいものは手に入らなくて、対してほしくないものが手に入る。
 ・・・人生の縮図ですな。
 いや、その男がそのうちなくてはならない男になるかもしれないし。
 ・・・ならない気はするけどね。
 大切な男は一人で十分(笑)。
 
 それはそうと、片手間にゲームをするために、隠し扉の中から本を取り出して読み直すことにしました。
 なんだか、急に読みたくなったのですよね。
 最近、アメリカのドラマでNAVYシリーズにはまっているせいでしょうか。
 ミステリー仕立ての物が読みたくて。

 それが、ジョシュ・ラニヨンの『アドリアン・イングリッシュシリーズ』です。
 草間さんの挿絵がすばらしく、主人公たちの関係性をものの見事に表しています。











 主人公のアドリアン・イングリッシュはロス在住の書店店主兼ミステリー作家。
 そして、亡くなった父の遺産と美貌の母を持つ、どこか浮世離れした青年で、ゲイ。
 ゲイですと触れ回っていないにもかかわらず、なぜか初対面の人のほとんどが彼をゲイと断じます。
 本人は不思議で仕方ないのですが、両親譲りのとびぬけた美貌と富裕層ならではの優雅さがどうにもそう見えるもとなのか・・・。
 ホモフォビアの男たちからはあからさまな侮蔑を受けるけれど、彼以上に浮世離れした母は、そこいらの女の子を嫁にするくらいならそちらの方がずっと良いと思っているようで、家庭はいたって円満。
 ただし、アドリアンは、超絶に・・・。
 男運が悪いのです。
 いや、その前に殺人事件に巻き込まれやすい…のはサスペンス劇場の定め。
 そして、謎ときにはまる主人公は日本の二時間ドラマなら定番でしたね…。
 あれ、今はもうやっていないのかな。
 ご当地紹介やグルメがないのがアメリカのサスペンスドラマとの違いでしょうか。
 話がそれました。
 アドリアンには主に大学時代からの前カレでUCLAの教授になったメルと、今カレがスタンフォードの教授のガイと、元カレでロス警察の刑事のジェイクがいます。
 教授二人はゲイなのを隠していませんが、ジェイクは仕事場と家族には絶対知られたくないと思うばかりかそもそも自分がゲイだと認めたくない期間が長かったためこじれた過去があり、それが焦点となるのですが・・・。
 三人とも見た目的にも社会的地位的にもイイ男なので、男も女も放っておかない。
 そして、時には入れ食い状態の三人…。
 実は恋愛関係においては古風な観念のアドリアンと相いれない部分があります。
 そして、三人ともアドリアンとの関係はキープしつつつまみ食いはしたいと思っているろくでなし・・・。
 いや、作者はそんなこと一切思っておられないようですが、私がアドリアンの友達だったらお勧めしない三人だわ…。
 と、前に読んだときは思ったのですけどね。
 特に五巻。
 アドリアンが人生最大のモテ期を迎えますが、正直言って、あれは大殺界だと思う。
 そして今回丁寧に読み直してみたものの、やっぱり教授二人は最低だなと言う気持ちは一ミリたりとも変わりませんでしたけどね。
 アドリアンのお人よしにもほどがあるっていうのもあまり変わりませんでしたけども。
 ジェイクに対する見方は少し和らぎました。
 五巻を昨日,今日と二回読み返してようやく・・・かな。
 じれったい部分は多々ありますが。
 三年かけて得た答がハッピーエンドならば。
 まあいいかと。
 その答えを得るための三年間。
 二人が考えに考えた見つけた、着地点が幸せならば・・・。
 傷ついた人は多々あれど・・・って、ジェイクの元妻は殺しても殺したりないでしょうけれど。
 恋の力にはかなわなかったって言う結論、結局好きなんですよね、私が。
 あ。
 アドリアンのろくでなし彼氏伝説、考えたら高校時代の初恋の男(一巻の初っ端に殺されています)がスタートだったのか。
 つくづく・・・。
 世の中にはもっといい男がいるよって声をかけたくなる主人公でした。
 ただし、三巻から登場する家族たちがとても良くて、そこがまたこのシリーズの魅力です。
 分厚いですが、秋の夜長のお供に良いかもですよ~。

 
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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
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