ピアノの音のような。 

2017, 01. 11 (Wed) 20:36

 突然寒くなって、身体がついていきません…。
 晴れているのに、お布団干せないなんて・・・って、これが一月。
 今までが暖かで、穏やか過ぎたんだよな。
 前の年は、寒波でアロエや多肉植物が全滅し、プランター三鉢もあるフリージアが五輪しか咲かなかったのだから…。
 なのに、今季はアマリリスがガンガン咲いていたくらい、太陽を満喫した日々。
 とにかく、「俺のこと覚えるよな?忘れたと言わせないぜ」と言わんばかりの冬将軍に半泣きで、マンションならではで段違いに温かい筈の部屋の中にいながら、膝カタカタか言わせながらパソコンに向かっています。

 本当は何か小説を書くつもりでいたのですが、今日はお休み。
 寒波の来る前にと買い出しに行って、肉と入浴剤とベビーオイルとアネモネの切り花を買ってきた。
 アネモネが好きなくせに植えたことない…。
 植えるかな、いつか。
 それよりも、白米が風前の灯火と、先ほど気が付きました。
 どうしよう。
 来週の水曜日に生協が来るまでパンとパスタと餅でしのぐか…。
 いや、明日頑張って米を売っている所まで自転車漕ごうそうしよう。

 ところで、小説書けない代わりに、BLを紹介します。
 師匠から借りていて、何度も読み返してしまった…。
 これは手元に欲しいかも…と思う、桂小町さんの作品の数々です。
 切なさがじわじわときて、うまいなーと思う。

 一番好きなのは、吸血鬼が現代に存在するという設定の『花と純潔』。
 受の子が弱いようで、壊れそうなのに、強い。
 逆に、攻の方が不器用で弱い。
 そんな二人の心がゆったりと描かれていて、切なさがしみわたります。
 もう一作の、猫と麗人の話もとてもきれい。
 桂さんの本領発揮ってところかなあ。
 


 次に紹介するのは『ROUGE』。
 こちらは、まさに戦国時代と言いたくなるようなヤンキー男子高校。
 弱肉強食の中、まっすぐな攻が転入してきて、強くてきれいな受に出会う話。
 強さも脆さも、暴力さえも、桂さんが描くとなぜか透明な色彩を集めた万華鏡を覗いていてるように見えます。
 ちなみに、同時収録の生臭坊主との恋愛の話も好き。
 私としては、横恋慕くんのほうがお勧めだが、読者にそう思わせるには力量がいると痛感するこの頃。
 




 最後が、『片恋オペラ』です。
 幼馴染三人の話。
 桂小町さんの作品で忘れてはならないのが、女の子たち。
 おしゃれでスタイル良くて綺麗で、強い(笑)。
 恐れ知らずというか、負け知らず(笑)。
 そして、やっぱり、受の人の、芯が強いところが好きです。




 桂小町さんの作品を音で表すとして今ちょうどイメージしやすいとしたら、ユーリオンアイスで使われている勝生勇利のFS曲に似ているような気がします。
 ゆっくりと置いておくような音で始まり、やがてそれは時を経ると様々な色と音を紡ぎ出すけれど、あくまでもそれは静かに染み渡り、透明で美しく、せつない。
 そんなピアノ曲が似合う作品たちです。
 
 今回も、とても良い出会いになりました。
 貸してくれた道場の師匠、ありがとうございます。
 勉強になったよ、修行。

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