『宴』-2-(刀剣乱舞 慰労会編)+雑記あり 

2016, 01. 18 (Mon) 19:29

 今、福岡の天候は荒れています…。
 なんだか地鳴りが聞こえるような気がするのは、住んでいる地区の建物や都市高速の高架による人口風なのか・・・。
 実は日本海に面しているので、いったん寒波がくると寒い国の演歌が似合う雰囲気になります。
 さらに地面拡大をもくろんで埋め立てた湾岸地区にオフィスビルが林立していますが、海を背にして建つそこは時には呪文を探さねばたどり着かないと思わせるスポットと化します。
 ・・・冗談抜きで、入口にたどり着かないのですよ、風が強すぎて。
 見えているのに、進まない。
 無情にも男性のかつらを攫って回収できない所にまで飛ばし、カミングアウトするしかない事態にしてしまうデッドスポットであることも有名(これはバスの中から目撃者多数)。
 知人から台風の頃に、エントランスに括りつけられたロープを手繰ったという話を聞いたような気がするのだけど、あれは夢だろうか。
 ちなみに私の仕事場も似たようなものでなぜか通用口へ向かう道がダンジョンで、明日の出勤が怖いです…。

 ところで夕方に台所の天井の電灯をつけようとしたらダメで。
 スイッチを入れたり切ったり何度も試したけれども反応なし。
 蛍光灯が切れたのかなと思い自転車で10分のスーパーへ向かうことに決めましたが、すでに怪しげな雲がどんどんながれている…。
 これは早く戻らないと大変なことになる…。
 そんな予感のする空模様でした。
 念のため大きなビニール袋とエコバック、そして財布と家の鍵のみの最小限の手荷物で出かけたものの、メモをした電灯と微妙に違う型番のため、しばし迷ったのが運の尽き。
 帰り道は過酷でした・・・。
 降り出した雨は土砂降りに、吹き付ける風は暴風に。
 道路を行く人の傘は軒並み壊れて飛んでいく…。
 眼鏡を飛ばしたら大変とあわてて自転車から降りてバッグの中に突っ込んでいる最中に冷たい雨と雹が叩きつけ、近くにいた高校生の男子が自転車から転げ落ちそうになったのをみた瞬間、自分は家までたどり着けるのか不安になりました。
 己も吹っ飛びそうだったので歯を食いしばって自転車を押し、弁当屋の軒下に避難してしばし待つこと数分。
 風雨が少し緩んだので自転車にまたがって漕ぎ始めました。
 だがしかし、途中で容赦なく叩きつける大粒の雨。
 むき出しの手がかじかんで真っ赤になり、泣きたい気持ちになりました。
 それでふと思い出したのが、とある絵本(近いうちに表ブログに書きますね)と、小学生のころに行ったお別れ遠足。
 オトナの足で1時間半くらいの海辺の公園まで歩いたのですが、行きはそこそこ天気が良かったのに、ついた途端冷たい雨が降り出して…。
 全校生徒ずぶ濡れで、途中に連絡を受けた保護者や事務方の人々が置き傘を運んできてくれたものの、手がかじかんで握れない。
 年下の子たちはみんな泣きながら歩いていました。
 そのまままっすぐ家に帰って良しということになっていたので、すぐに帰宅して風呂に入ったけれど、身体が冷え切って湯船に浸かっても何も感じないのです。
 様子を見に来た母が驚くほどの熱い湯だったにもかかわらずです。
 今回は手以外は重装備で出かけたからそれほどでもなかったけれど…。
 しかし今思うと、あの日たまたま母が在宅だったからよかったけど、そうでない子たちはどうしたのかな…。
 風邪ひいた子がいたという記憶はないような。

 話を戻しますが、決死の思いで掴んできた蛍光灯はなぜか役に立たず…。
 試しにめったに使わない箇所のLED電灯を土台事取り外してそこに設置してみたらなんと点きました。
 そして、点かなかったほうを逆の場所に繋げてみたらやっぱりだめだった・・・。
 11年製の電灯なんだけど、何らかの理由で壊れているのかもしれません。
 それか、買ってきた蛍光灯自体が私が吹っ飛ばされた時に壊れたか。
 まあとりあえず付け替えたLEDのおかげで料理は大丈夫になったから、よしとしようそうしよう。
 取り付け作業をしながら、なんとなく大人としてのスキルを一つアップしたような気になったけど、独り暮らししていたらあたりまえだよな…。
 独身の間ずっと実家で上げ膳据え膳だったので、些細なことができるとなんだか階段を上がったような気分になるダメ大人です。

 ところで、ここからが本番。
 飲み会話の続きを上げていますので、ご覧ください。
 Pixivの方も同じく更新しています。
 見やすい方でどうぞ。
 
 登場人物が多いのと、自分が作り上げた人物でないために言葉遣いや呼び名で混乱し、朝からずーっと取り組んでこの程度。
 つ、つかれた…。

 刀剣乱舞のゲームをやっていない人には何のことやら…という話でごめんなさい。
 キャラクターが多すぎて、私自身もお助けサイトと、ニトロプラスから購入した図録を見ながらこれを書いています…。
 登場人物の分かりやすいサイトはこちら。

 『刀剣乱舞攻略まとめwiki』 (← クリックしていただくと、おたすけサイトへ飛びます)


 ではでは、刀剣乱舞の腐な話、お楽しみください。



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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
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 『宴』 -2-

「まあとにかく清光くんは、山姥切のこと、今は、嫌いじゃないんだね」
 燭台切は背後に座った加州を振り返ると膳を押して、肴を勧めた。
「人を嫌うのって、物凄くエネルギーがいると思わない?疲れるんだよ」
 軽く会釈してするめに手を伸ばし、がっと白い歯をむいて噛み千切る。
「まあ、そうだね・・・」
「と、言うのは建前で、わからなくもない部分もあるからかな。誰かに解ってほしいとか、好きになった欲しいって、誰でも思うことじゃない?特に俺たち刀剣はみな、過去にどうしても囚われがちだ」
「へえ・・・」
 光忠は杯を傾ける手を止めた。
「ま、山姥切はなんかコンプレックスをこじらせすぎて、めちゃくちゃ面倒くさいけどな。見るなーとかいうけど、寂しがりやのオーラ全開じゃん、あいつ」
「その寂しそうな眼がなぁんかそそるよね、山姥切って」
 横から青江が茶々を入れる。
「寂しそうっつーかさ・・・。妙なオーラがあるんだよ。じとーって、あのぼろ雑巾の隙間から、捨てられた子犬みたいな目して見られると、なんかぞわぞわするよな・・・」
 もっぱら聞き役の鳴狐が、珍しくこくこくと頭を縦に振る。
「ははは。絆されたんだ、清光くん」
「ほだされてねえよ。何度も言うけど、慣れただけだ、あの察してちゃんに」
「うんうん、きみって、本当にいい子だねえ」
 ぽんぽんと肩を叩かれ、清光はむうっと唇を尖らすが酒の力を借りて本音を漏らす。
「それにあいつ、意外だけどやるときゃやるんだよ。組んだらまず負ける気しねえ」
 大将に抜擢されようが末席に属そうが、山姥切は誰よりも早く敵陣に飛び込んでいく。
 それはあとさき考えない自殺行為ともいえるが、どのような不利な布陣でも変わらぬその戦いぶりで、あくまでも己は刀剣なのだという姿勢を貫き続けている。
「そうなのよねえ・・・。太郎ちゃん、最初それでびっくりして、無鉄砲にもほどがあるって呆れたのと惚れたのがほぼ同時って感じだったもの」
 加州に怒られて少し隅で大人しく飲んでいた次郎が、再び会話に加わった。
「惚れたんだ…」
「惚れなきゃ、あの状況ないでしょ!!今更!!」
「いやいや、状況は解ってるんだけど、頭で理解しがたいというか・・・」
 先の騒ぎの最中に、襖の向こうから漏れ聞こえた声と息づかいが頭をよぎり、あわてて打ち消す。
 よりによって、なんであの二人が。
「そもそも今回の引き金引いたのは石ちゃんだからね。とても主ちゃんには言えないけど!」
「え?なにしたの?」
 燭台切が目を丸くして石切丸を探すと、縁側近くで月に照らされた彼は凪のような微笑を返した。
「まんばちゃんの怪我の手当てをした時にさ、『穢れが残っているから禊が必要』とかしれっといって、『私がまるっと洗っても良いのですが、どうします?』なんて真顔で聞いてきたもんだから、太郎ちゃんが、もー、顔色変えちゃって…」
「顔色って?」
「真っ青になって横抱きに強奪してそのまま湯殿に駆けこんで、単衣を剥いてみたら真っ赤になって、腕の中で意識のないまんばちゃんがちょっと声を上げた途端すーっと白くなってね、面白かったわよー。ま、見た目は相変わらずの鉄仮面なんだけど、私の目にかかったら、ねええ~?」
「はあ?」
「まんばちゃんの、いつもは隠された柔肌が余すことなくさらされた上にお触り自由で、あ、頭の血管何本か切れてるなーって感じ」
「はあ・・・。俺の中の太郎さんがどんどん崩壊していく…」
「いや、マジで綺麗だったわよ?眼福がんぷく」
 ごちそうさま、と合掌する。
「つうか、次郎さん、あんたずーっとその様子隣で見てたのかよ」
「だって、太郎ちゃんが卒倒したら私が何とかするしかないじゃない」
 太郎太刀は刀剣たちの中で最も大柄な者の一人だ。
 弟分として同じく大柄な次郎太刀くらいしか、確かに対応できないだろう。
 だが、先ほどの粟田口達と変わらぬ出歯亀ではないかと全員思った。
 いやむしろ、堂々とし過ぎて突っ込みようのない鑑賞ぶりだ。




        -つづく。-


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