『少女』-2-(刀剣乱舞 幕間編) 

2015, 12. 18 (Fri) 08:01

 刀剣乱舞のゲームをやっていない人には何のことやら…という話でごめんなさい。
 キャラクターが多すぎて、私自身もお助けサイトと、ニトロプラスから購入した図録を見ながらこれを書いています…。
 ちなみに、参考にしたサイトはこちら。

 『刀剣乱舞攻略まとめwiki』 (← クリックしていただくと、おたすけサイトへ飛びます)

 攻略サイトはいろいろあるのですが、キャラクターのセリフを一括公開しているのはここくらいかなと思います。
 おかげで、とてもとても参考になりました。
 サイトとワードを行ったり来たりさせながら書きましたとも…。

 それと、衝動買いしてしまった図録がこちら。
 『刀剣乱舞絢爛図録』

 お値段が・・・。
 美術館の図録よりお高いってどうよ。
 だけど、巻末の身長表がイメージつくりにめちゃくちゃお役立ちで…。
 こうしてめくりながら書いている限り役に立ったと…。
 いや、書かないと宝の持ち腐れですよね・・・。

 ちなみに今回出演したのは(↓ 名前をクリックすると、キャラクター説明に飛びます)、

  加州清光(打刀)
  次郎太刀(大太刀)
  にっかり青江(脇差)
  鳴狐と、おつきの狐(打刀)

 名前だけ出演のうち、前回出ていたのが

  薬研藤四郎(短刀)
  五虎退と五匹の虎(短刀)

 ほんとに名前だけ出演
 
  へしきり長谷部

 ちなみにへしきり長谷部はたぶん年明けに福岡市博物館の常設展示で公開されると思います…。
 毎年一月にお披露目みたいなんですよね。

 さて。
 今日からちょっと仕事が忙しくてまたもや小説更新が間遠に…なると思います、すみません。
 『少女』(おとめ)は、次話でいったん終了。
 その次は次郎太刀主催のお疲れ会です(笑)。

 ではでは、今日も一日頑張ります。

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  現在は、『睦み月』で『シゲルとミケ』シリーズです。
  飲んだくれ猟師と化け猫の話。
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  『少女』-2-



 とすすすすっと、獣が駆けてくる音がする。
「おやまあ、来たね・・・」
「はやっ!!もう来ちゃったの?」

「やあやあわれこそわーっ」
 どこかひょうきんな顔をした狐がかばっと口を開け、叫んだ瞬間、爪を紅に染め整えられた白い手に首根っこをつかまれて床に沈められた。
「・・・おぐっ」
「・・・っ!!」
 息をのむ誰かの気配を無視して、氷のような声が狐の背中にのしかかる。
「前口上はいいから、さっさと報告しな」
「う、む、むねん・・・」
「はあ?」
「い、いえいえいえ。あのう、本殿は突破され、間もなく主様がイノシシも顔負けのお姿で現れるかと…」
「なんで?トラップはどうした?今日は遠征一つ戻ってきてそこそこいたじゃんか」
「そ、それが・・・。粟田口の皆さんがこりゃだめだと撤退し…」
 狐はのろのろと答える。
「は?」
「奥を守るという名目の、社会勉強に…」
「ぎゃは。なになに出歯亀してんの?あのお子ちゃまたちったらもう~」
 ぶふーっと、吹き出して笑う声に、ますます狐を拘束する手の力がこもる。
「・・・聞いてねえぞ、おい」
「ああ、ここで加州さまの人徳が…ふぐっ」
 気道がますます狭くなったところで、地雷を踏んだことに今更気が付いた。
「雉も鳴かずば撃たれまいって、お前知らねえの?」
「わ、わたくしめは・・・。きつねにございまして・・・」
「なにい?」
「ひいいい」
 万事休す、といったところで助け舟が出た。
「ま、そこまでにしなよ、きーちゃん。時間ないみたいだしさ」
「・・・ちっ」
 伝令の役目を終えた狐はそのまま宙に放られ、見事主人の胸元に帰還する。
「はあー。やれやれでござります・・・」
「・・・っ!!」
 殺気を感じた鳴狐は、口から災いを呼び続ける狐を抱いたまま一礼すると、素早く離脱した。
 はあーと、ため息をついて、加州清光は廊下に座り込む。
「ようするに、粟田口は薬研と五虎退がちょこっと働いただけか」
 最大刀派、粟田口は現在十三刀在籍している。
 その多くを占める短刀と脇差のほとんどが残留していたがこぞって持ち場を放棄し、お祭り騒ぎに転じたのだ。
 痛み始めたこめかみを指先で押しながら、対策を考える。
「どいつもこいつも止める気ないだろ・・・」
 残りの面子を思い浮かべて指を折るが、この件に関してはまだ幼さの残る審神者に甘くて戦力外な者ばかりだ。
 城内広しといえど、お転婆な少女がたどり着くのも時間の問題だ。
「ほんっと、やってらんねえ・・・」
 自分だって、主を泣かせたくないから似合わない役目をやっているというのに。
「早めの性教育だと思えばいいんじゃない?」
「・・・あんた、それ本気で言ってる?」
 高みの見物がありありと出ている物言いを、視線で刺す。
「いやん、怒んないで~。でも、怒ってるきーちゃんってば、かっわいい~」
 次郎太刀にがばりと抱きしめられて、加州は押しつぶされそうになる。
「はなせ・・・っ」
「ん~も~。アタシをこんなにキュンキュンさせて、ナニするつもり~」
 大柄な大太刀と小柄な打刀の自分では、肉弾戦になると分が悪い。
 あらぬところをまさぐられてもがいていると、助けが入った。
「次郎さん、お遊びはそこまでで」
「あん、にっかりのイケず」
 ぷうと頬を膨らませる次郎の腹に肘鉄を入れて、なんとか加州は逃れる。
「とにかくさあ。結局、俺と青江さんで仕切るしかないってこと?」
 飲んだくれの次郎太刀は戦力外と決まっている。
 いや、まぜっかえすぐらいなら、そもそもこの場にいない方がまだましだったかもしれない。
「そうだねえ、でもそろそろ太刀の兄さん方が帰ってくるでしょ。」
 薄い唇に指先をあてて時計に目をやる脇差のにっかり青江は、こんな時でも笑みを浮かべている。
「まだなのかよ」
「うーん、そろそろとは思うんだけど、遅いねえ」
 彼もどこか楽しんでいる風情で、俺ってくそ真面目だったんだなと加州は独りごちる。
「へしきりとか、めんどくさいヤツらが一番遠方に放たれているのがせめてもの救いか・・・」
「うん、長谷部君がいたら、きっと太郎太刀と山姥切は二つに重ねて斬られているねえ」
「シャレになんねえ」
「それはそれで、幸せなことだろうけど」
「まあね~。究極ってか?」
「・・・ますます、シャレになんねえからやめてくれねえか、二人とも」
「ふふ」
 凄艶な笑みに、一瞬、見とれた。





   -つづく-




   どの日付のものでも構いませんので、それぞれの記事の下の『拍手』ボタンをクリックすると、おそらく『拍手御礼』というページが展開されるかと思います。
  そこに、小話を添付しています。
  小話は、『拍手御礼』に1話のみ。
  今回は、『翼をひろげて。』です。
  ルーブル美術館の中を歩く、真神次男三男。
  ・・・何しに来たんだ、きみたちは(とくに憲二)・・・。
  楽しんで頂けたら幸いです。


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