生きている。 

2015, 11. 11 (Wed) 20:04

 まずは、昨日の報告を。
 道場の師匠とお出かけしました。
 まずは、腹ごしらえ。

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 待ち合わせ直前にパルコの地下を通った師匠が、いつもは長蛇の列のはずのお店が10人くらいしか並んでいない…ということですぐに最後尾に並び、お昼はここにしようということになりました。
 『ま か な い 食 堂』とは言いえて妙で、厨房のセットそのままの席です。
 ステンレスの棚付き調理台の両側にずらっと簡易椅子が並び、ぎゅうぎゅうになって食します(笑)。
 場所が狭いので、お水や漬物類などご自由にどうぞ的なものはみな棚の上にありますが、隣とぶつかりそうなくらいの狭さなので手を伸ばすのがちょっと難しかったかな。
 私のガラケーで写し易いように肉を寄せていますのでちょっと見た目が変ですが、上下をさらっと炭火であぶっただけの粗びき肉を、そばにあるペレットで自ら焼いて食べます。
 とにかく、肉です。混じりけなしの肉。伊万里牛100パーセントだそうです。
 飛び散る油、焼ける肉の香ばしい匂い。
 これに誘われて人々はこのお店の列に並ぶのですよ…。
 ちなみに、お店を出て外で信号待ちしていたらどこからか肉を焼く匂いが。
 『近くに焼肉屋が?』
 いや、違う。
 ここはデパート立ち並ぶ横断歩道。
 福岡の繁華街の中心です。
 要するに、我々の全身から放たれる肉の匂いでありました。
 そんなわけなので、あの、人気店へお出かけの際は脂がついても良い服にしましょう。
 ちなみに向かいの席の女の子は、初デートっぽくかなりかわいいワンピースを着ていた…。
 大丈夫だっただろうかと、老いた婆の心がゆれる。
 どのくらい凄いかというとね。
 帰宅してすぐに眼鏡を速攻で洗ったくらいでしたよ。
 でも、肉好きのリピーターは多いのではないかと思います。
 レアを通り越して生肉だったので初体験の私はおっかなびっくりでしたが、美味しかったです。

 ところで、おでかけの本当の目的はこちら。
 (これは会場の横にあるサンパレス(バレエやコンサートが開催されます)に張り付けてあった、ど迫力の大型広告)

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 福岡に住んで長いですが、なんと初体験の大相撲。
 学生の頃は近所に相撲部屋があって、軽自動車に力士が四人ぎゅうぎゅうに詰まった状態で動いているのを見て、石になったのも良い思い出です。
 ・・・ほんとに、よくあれで踏切越えたよな…。
 話を戻します。
 月曜日も満席でなかったと聞いていたので、当日券で一番安いところ…と思って三時過ぎに行ったところさすがに椅子席のCは売り切れで、B席となりました。
 場所は国際センター。
 ・・・実は、私にとってなじみのあるところです。
 むかーしはね。
 ここで同人誌のイベントが開催されていたのです。
 だんだん箱が大きくなって今はほとんど福岡ドームだと思いますが…。
 (すみません、あとで確認したらオンリー系などはまだあの箱でやってるのですね。存じませんでした)
 同人誌買いに立ち寄ることがあっても、相撲観戦をしたことがなかったという古いオタクの典型女子…。
 そういえばもうひとつあった。
 ボリショイサーカスの興業が行われていたのがここで、学生の頃にアルバイトでスタッフをやりました。
 クマが自転車に乗って練習している姿をちらりと拝見したり、迷子の子を抱えて走り回ったりしましたよ。
 そして今。
 こうやって、肉の匂いをぷんぷんさせながら足を踏み入れるのだから、人生わからないものです(笑)。

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 ↑ 3時40分からの土俵入りに間に合いました。
 よーく見ると、右下の方から力士の方々が土俵へ向かっているのがわかります。
 国際センターは国技館などと比べると小さな会場なので、観客と、力士と、弟子の方々、引退された方々、スタッフなどが入り乱れた状態です。
 なので、とても良い香り。
 鬢付け油の薫りってどうしてこうも心地よいのか。
 ついふらふらーっと後をつけたくなりましたよ(笑)。
 ついでに言うならばみなさん大きな体で生気みなぎり、その体にも圧倒されました。
 190センチ級なんて、ダンプカーだわ。
 あと、土俵際でのしきたりの色々が垣間見えたのも面白かったです。
 で、初体験としての椅子席観覧はなかなか楽しかったのですが、さすがに表情などが見えないので、次回はお金を積んでもそっと前の席・・・、升席に挑戦したいと思います。


 さて。
 ここからは、師匠に借りた漫画の数々の感想と紹介です。
 まとめてするなという声が聞こえそうですが、いい加減小説載せないとなという焦りもありますので、ご容赦を。

 まずは、おげれつたなかさんの『エスケープジャーニー』。



 まず、太一と直人の鼻の形の違いが目を引きました(笑)。
 同じ男だけど、横顔が違うのですよね・・・。
 画力のある方だとこういうこともできるのか・・・と感じいった次第です。
 まず全体的に、若いなー、若さみなぎるな~と。
 今どきの大学生を私はここまでリアルに描けないな・・・と敗北感に打ちひしがれた作品でもあります。
 直人はじけっぷりと、チャラ男ぶりは・・・。
 そして、言葉。
 さらに女の子たち。
 現役もしくはそれに近い世代ならではだなあと(遠い目)。
 友達だったけれど、それ以上にひかれあう太一と直人。
 高校の頃にこじらせてしまった関係のやり直しは、まだ若い二人にはなかなか難しくて。
 泣いたり笑ったりはじけすぎたりと、 登場人物のひとりひとりが生き生きと輝いて、まぶしい作品でした。
 
 次は、はらださんの『よるとあさの歌』



 ええと、私はバンドの追っかけをやったことがないけれど、兄が高校から大学までかましてまして。
 当時地元のバンドっ子の間ではそこそこ名が知れていたので、普段接触のない同級生たちから「タケシ(仮名)さんの妹ってほんと?」と聞かれたことがありました。
 ・・・似てないし国交断絶兄妹だからな。
 今も似ていない…。
 あ、お互い太ったところだけ同じ。
 とりあえず兄嫁と甥っ子が鎹となって国交は回復しています。
 話がそれました。戻しましょう。
 とりあえず、兄のライブをちょこちょこ覗いたりしたので、すこーしだけ雰囲気はわかります。
 ライブ中の熱気はああこんな感じだなと懐かしく思う半面、ファンとのことはこういう展開もありなのかと愕然としたり。
 オタクな妹はたまに心優しい女子からお手紙を頂いたりすることは多少あっても、大変清い世界だったわ(あたりまえ)・・・。
 いかん、軌道修正します。
 女の子にもてたい・・・というか、ヤリたいばっかりでボーカルをやっている朝一のバンドにベースとして加わったヨル。
 ミステリアスで女性ファンの多い彼をダシにして女の子たちをホテルに呼び寄せ、酒に薬を仕込んで朝一は乱交に持ち込んだものの…。
 いわばクズな朝一と、卵からかえったひよこのように慕うヨルの話です。
 それと、朝一と関係を持ちながらそれを切っ掛けにしてなんとかヨルに近づきたいキャバ嬢のしおり、そしてその兄。
 とにかく、朝一のダメな部分をこれでもかと書くはらださんはすごいと思います。
 そのダメっぷりと残酷さは賛否両論あるでしょうけれど、書こうと思ってもここまで表現できる人はなかなかいない。
 ヨルが一途で綺麗であればあるほど、朝一の汚さが出て、それこそ光と闇のような関係です。
 そして、すべてをなぎ倒すしおりの兄の嫉妬。
 実はこの本と合わせて銀魂のアンソロ本も借りていまして。
 あちらはもっとクズな銀さんがいて。
 そして、まだ漫画を描きなれていないはらださんの姿もありました。
 それがいまこうやって『よるとあさの歌』に到達したんだな・・・と、その進化ぶりを見ることができて、とても面白かった。
 朝一を不快に思う読者もいるでしょう。
 なんで朝一?というレビューも見かけました。
 でも、それをあえて描きとおすのが、才能なんだと思います。
 はらださんのこれからが楽しみです。


 最後に、中村明日美子さん。
 『薫りの継承』。
 


 こちらも賛否が分かれたようですね。
 展開と終わり方について、すごく好きだという人と、そうでない人と。
 映画を見るような・・・と幾人か書かれていますが、その通りと思います。
 はかない恋の話。
 まるで、蝉の恋だなと思うのです。
 ずっと地中で育ててきた恋が、ぽこりと地表に出た瞬間、風が通り抜けるようにさーっと駆けて終わりを迎える。
 天の星が瞬くようなものです。
 上下二巻もあるのにあっという間でした。
 絶望以外に、なにかもっとあったのではないかと誰もが思うし、各登場人物はなぜこの道を選ぶのだろうと、読み手が考え始めたその瞬間から、もう明日美子さんの手の内なのだと思います。
 忍と竹蔵。
 そして、彼らの関係のきっかけを作った要。
 これ以外の終わりはないとわかっているけれど、だけど・・・と、言いたくなる。
 そんな作品です。

 三人の作家さんに共通するのは、作品の中で登場人物たちが生きている、ということです。
 その息づかいさえも読者に感じさせ、想像と感情を沸き立たせるその力には、本当に感服しました。
 出会えてよかったと思います。

 大変長くなりましたが今日はこれにて。
 やっつけ仕事的にいろいろ書いてしまい、きっとあとで後悔するんだろうな…と思いますが、とりあえずは。
 明後日こそ頑張ります。



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