力と支配と。 

2014, 05. 25 (Sun) 23:36

 時々、DVを取り扱った作品に遭遇します。
 映画でも何点かあるのですが、一つはこれですね。

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(2011/11/26)
キャシー・ベイツ、ジェシカ・タンディ 他

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 主人公の親友が典型的な白人系の男と結婚して、すぐにDVが始まり、助け出したものの、そこから戦いが始まる・・・と言う話で、この女性二人が店主とするカフェで出る肉料理が『特別なソース』で作られるのですよ・・・。
 それがなんなのかは、一度映画を見てからのお楽しみ。
 
 あとはなんだったかな・・・。
 母親が再婚した相手が最低の男で・・・というアメリカ映画があったけれど、題名が思い出せない。
 主人公が若かりし頃のデュカプリオだった気がしたんだけど、どうやら違う・・・。
 ああいう感じの美形少年が主役で、猿山の大将根性の父親の暴力と支配から逃れるために立ち上がるという展開だったはずだけど、ああもうダメだ。

 一番凄いのがゲイリー・オールドマンの『ニル・バイ・マウス』。

 
ニル・バイ・マウス [DVD]ニル・バイ・マウス [DVD]
(2000/04/21)
レイ・ウィンストン、キャシー・バーク 他

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 さすがのマイナー映画・・・。
 再販されていない・・・。
 これを観たのは今はなきTRCパヴェリアシネマだったものな・・・。
 俳優のゲイリー・オールドマンが初脚本・初監督した作品。
 『父に捧ぐ』とありますが、その父親がモデルとなっているとあって、凄まじい暴力の連続と、連鎖。
 あらすじは・・・ハードです。
 イギリスの労働者階級で荒れた生活を繰り広げる主人公は、埋められない心をアルコールと暴力でごまかし続けていた。暴力のはけ口は主に家庭。妻(おそらく不倫で結婚した)を『お前のせいで(前妻および)息子と別れるはめになった』と殴り続け、ついには流産させてしまう。度重なる暴力と失った命に、とうとう愛想を尽かした妻は退院後は五歳の実娘とともに実家に戻ってしまい、空になった家の中でますます暴れる主人公。
 唯一そばにいてくれた友人と話しているうちに、自分が父親そっくりになってしまったこと、父に愛されたかったことを自覚した彼は、妻に許しを請いに会いに行くが・・・。
 この時、妻役のキャシー・バーク(『エリザベス』でメアリー一世を演じた人です)が『私、三十の誕生日だったのよ』という台詞があり、衝撃を受けました。
 三十歳にはとうてい見えないほどに老け込んだ(バークさん、ごめんなさい・・・)妻。
 もちろん、妻の家庭も暴力の連鎖の一つで、弟はドラッグ漬けで最後に刑務所送りになるというサイドストーリーつき・・・。

 この映画を観た他の方も感想で書いていますが、こんな環境で育ったゲイリー・オールドマンと、超お嬢様女優のユマ・サーマンが結婚するなんて、・・・そりゃ無理だろ。
 メディアも最初っから無理と報じていたようですね。
 二年も続いたと今回知って、逆に驚いたわ・・・。

 前置きが長くなりましたが。
 表玄関で、家庭内暴力に関する絵本について書きましたので、よろしければご覧下さい。

 『負の連鎖』。 (← クリックして頂くと、表玄関へ飛びます)

 幸い、これほど激しい暴力に見舞われたことはありませんが。
 人の心の中にそのスイッチがあることを、知ってはいます。
 なので、これほどリアルな絵本があって良いのかと、初めて読んだ時は衝撃を受けました。
 どうしてこの題材を取り扱ったかというと、前に紹介したこの作品が、まさにその暴力に関するものだったからです。

狼の遠き目覚め (モノクローム・ロマンス文庫)狼の遠き目覚め (モノクローム・ロマンス文庫)
(2014/05/09)
J.L.ラングレー

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 この環境で育った主人公と弟が真っ直ぐなことが、奇跡です。
 また、そのパートナーが道徳観念のしっかりしている人であることも。
 
 実は、ラングレーの作品が他社からもう一冊出ていますが・・・。
 これは、どうにもダメでした。
 ええと、銀英伝系BLと言えば解りやすいでしょうか。
 SF設定で、ヨーロッパ貴族社会風アクエリオン的惑星の話。
 (ごめんなさい、意味がわからなかったらスルーして下さい・・・)
 それと、あのキラキラ加工の表紙が、受け付けなくて。
 ごめんなさい、体調が悪かったせいかそれが目に入る度に酔いました。

  
 さて。 
 今日は仕事がお休みなので、色々頑張りたいと思います。
 気が付いたら六月も目前で焦っています・・・。

 ではでは、今日も一日頑張りましょう。



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『秘密の花園』-薄闇の桜 3- 

2014, 05. 22 (Thu) 00:01

 今回は、予約投稿で。
 初めてかな、この指定。
 今これを書き上げたのは八時過ぎなんですが、明日は仕事で投稿できないと思ったので、試しに予約投稿という形にしました。
 でも小心者であざとい私は、時間を日付変更線に沿わせている・・・。
 どうせ、十二時過ぎまで起きてるんだよな・・・。
 それか、翌朝6時にはまたパソコン立ち上げるよな・・・。
 と、いうわけであんまり意味がないけれど、予約投稿で。

 しかし、珍しいよな、我ながら予告通り三回で終わらせるなんて・・・と思ったら、今回物凄く長いです。
 しかも、うろうろしています。
 暗いです。
 始めの素っ頓狂な流れはどうした?と聞きたくなるのですが、そもそものメインが桜なので、お許し下さい。


 『秘密の花園』を初めて読まれる方は『まとめサイト』でどうぞ。


 そして、このまとめサイトを見ながら書き上げた私・・・。
 は。
 これも印刷した方が良いのか。

 いやいや。
 その前に大きな二つがまだ印刷所に辿り着いていませんから!!

 じ、実は逃避だった今回の小説。
 逃避でこんな話。
 すみません。

 書きながら、この本を思い出しました。

 
おおきな木おおきな木
(2010/09/02)
シェル・シルヴァスタイン、Shel Silverstein 他

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 ダメ男を育て上げてしまったことに気が付かない、幸せな木の話です・・・って、そんなバッサリ言って良いのか。
 ってことは、憲二はダメ男?・・・ですよねえ。
 あくまでBLなので、老人になる前になんとか帰ってきましたけど・・・。


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『秘密の花園』-薄闇の桜 2- 

2014, 05. 21 (Wed) 08:49

 おはようございます。
 朝ですね。
 福岡は昨日の雨が上がり、ちょっと清々しい朝ですよ。

 そんな朝に、これをアップする私はどうなんだろう。
 でも、こうでもしないといつまで経っても終わらない自覚があるので頑張りました、朝の6時から・・・。


 『秘密の花園』を初めて読まれる方は『まとめサイト』でどうぞ。

 人間関係を整理します。
 真神家には四人の子供がおり、出産の折に亡くなった先妻の子が俊一、後添えの子が清乃(『ずっと~』の中村春彦の母)、憲二、勝己。
 俊一の秘書の峰岸覚は、彼の幼馴染み兼使用人兼恋人です。
 二人の話もまとめサイトのほうにありますのでどうぞ。

 ところで5/20まで、前回の始めの数行、憲二と勝己の名前を取り違えていることに、私自身が気が付きませんでした。
 すみません、修正済みです。

 あと一回で、今度こそ終わらせます。
 そして、拍手もなんとかするんだ・・・と言う野望。
 野望で終わらせたらいかん、俺・・・。


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『秘密の花園』-薄闇の桜 1- 

2014, 05. 16 (Fri) 20:45

 今日予定していたのはこちらの話ではないのですが…。
 先に言っていた方の『秘密の花園』が終了しなかったので、シリアスな方を。

 『秘密の花園』を初めて読まれる方は『まとめサイト』でどうぞ。

 ちなみに、兄が憲二、弟が勝己。
 5/20まで、出だしの名前を間違えていることに、私自身が気が付きませんでした。
 すみません、修正済みです。

 タイムテーブル見ながら、登場人物の確認をするへなちょこ作者。
 誰が現在どこに住んでるか、生きているか死んでるか何歳か…。
 エクセル表があって良かったけれど、今の状態だと、いつか破綻するわ…。
 ようは順番通りに書けば問題ないのに、このシリーズは行ったり来たりですね。

 時間軸としては『冬の薔薇』の一年くらい前。
 まだ、二人はちょっと仲の良い兄弟です。
 憲二が海外留学から戻ってきて同じ東京で暮しているけれど、憲二はハイソな地区で高級マンション、勝己は大学近くの築年数の古いアパートすれすれのマンション、という別居状態だけど行き来していました…と言うことで。
 ちなみに、憲二のドライビングテクニックにはモデルがいます。
 それは、実家の近所の奥さん…。
 小柄で上品ではきはきと頭の回転が良く、とても美しいマダムですが…。
 車に乗せて貰った時、何度気が遠くなりかけたことか…。
 いや、彼女が今まで無事だったなら、私が運転しても大丈夫なんじゃ?
 と、思いました。
 あと、昔の同僚。
 やむ得ない事情で上司たち三人を乗せて遠出することになった時、彼らの会話に加わろうとしたら、『頼むから、運転に集中してくれ!!』と悲鳴を上げられたそうな。
 どうやら恐怖を紛らわすために全員饒舌になっていた模様。
 ちなみに、彼女がその当時バックミラーを活用せずに運転していたことは、今でも秘密です。
 ・・・ふふふ。
 そんな二人をミックスしたのが、憲二です。

 SSは、この話の続きのような物を考えています。
 こちら話は三回くらいを予定していますが、果たしてどうなることか・・・。
 気長にお付き合い下さると嬉しいです。

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見通しすぎた瞳。 

2014, 05. 05 (Mon) 23:36

 以前に紹介したトペリウスの本のあらすじもどきと感想をようやくUPしたので報告します。
 な、長かった…。
 そして、長い。

 前から言おうと思っていたのですが、ネタバレが大嫌いな方はご覧にならないで下さいね…。
 私は、けっこうはっきり書く方なので。
 それでも構わないよと仰って下さる方は、下をクリック願います。

 『異質なものへの畏れ』 (← クリックして頂くと、表玄関へ飛びます)

 この本を読んだのは小学三年くらいだったかな…。
 とても不思議な話で。
 それと同時に大人の心の機微をちらりと垣間見た心地でした。
 思えば、本に色々教えられてここまできたなあと思います。
 でも子供の時の私とすっかり大人になってしまった私では随分視点が違うので、読み直す度に色々新しい世界を体験している…ような気がします。

 私は牛型読書家です。
 それは何かというと、一度気に入ったら同じ本を何度も何度も読み直すタイプなのです。
 なので、新しい出会いの時間がなかなか作れません…。
 そう言う意味では、固定の知識ですっかり城壁を巡らせて好きな話とばかり仲良くして閉じこもっているようなものだなとは思うのですが、やめられない・・・。
 広い視野を持つべきなのは解っているんですけどね。
 
 連休もあと一日。
 折角の良い天気のようなので、有意義に過ごしたいものです…。



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