愛すべきスットコドッコイ。 

2011, 09. 22 (Thu) 15:39

 前々から紹介したかった韓国ドラマがあります。
 それは・・・。
 日本語版題名『恋する国家情報局』。



 韓国ドラマはね・・・。
 『善徳女王』などのような鍛錬ドラマも秀逸なのですが、お馬鹿なコメディがまた良いのですよ~。
 なぜか日本のドラマではとんと見当たりませんな。
 馬鹿になりきれない・・・のかもしれません。
 それとも、海外ドラマだからこそ、ちょっと冷静になって楽しめるのか・・・。

恋する国家情報局 DVD-BOX1恋する国家情報局 DVD-BOX1
(2011/06/17)
キム・サンギョン、イ・スギョン 他

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 とにかく、ありえない展開がぐいぐいと続いて腹筋割れそうになったこのドラマ。
 舞台は国家情報局のはずなのに、これほど緊張感のない警察ドラマは初めてです。
 探せば他にもあるのかもしれませんが、普通、警察が舞台ならスリルとサスペンスと愛憎だろう!!
 いや、一応もりこまれているのかスリルとサスペンスと愛憎・・・。
 でも、恋が絡んでとんでもない方向に暴走し続けるところがよいです。

 中でも、ヒロインを挟んで三角関係にある男二人がとても良い。

 心に傷を持つ有能捜査官をキム・サンギョン

キム・サンギョン



 麻薬密輸の容疑で潜入捜査のターゲットにされる御曹司をリュ・ジン。

リュ・ジン



 ついでに言うと、二人の間に挟まれるヒロインで倫理も使命感もやる気もナッシングの警察官をイ・スンギョン。
イ・スンギョン

 彼女は爆笑妄想ドラマ『神様お願い』でヒロインにつらく当たるお子様な女の子の役を演じたのですが、愛嬌のある笑顔が可愛い人ですね。多少いけないことをしても、許してしまいます・・・。 
 なので、お気楽ヒロインははまり役だったかと。

 そして、すんごく美味しい役なのですよ、このヒロイン。
 だって、渋い有能同僚とお金持ち御曹司から熱烈ラブコール。
 ええなあ、ええなあ・・・。
 垂涎ものですよ!!

 で、普段ならばまじめでちょっと不器用な男が好みなのですが・・・。

 今回は違いました。

 お金はいっぱいあるけど(お父様がね・・・)
 見目形は麗しいけれど(時々、凄いセンスの服をお召しになりますが・・・)
 頭は、超・ぽんくらな御曹司。

 自分は上等なつもり・・・というか、上等と見せようとしてすっころぶ・・・。
 うぬぼれ屋のスットコドッコイ。
 それがたまらなく可愛いのです。

 最初は惚れられていると思い込んでのツンデレ路線なのですが、ヒロインが自分のことなんかなんとも思っていないと悟ると、彼女を引き留めるためにかなり幼稚な手口で粘ります。
 ナリは大人だけど、心は少年。

 もともとは『心は少年』などと抜かす大人の男って大嫌いなのですが、このリュ・ジン演じるぼんくら御曹司に限ってはものすごく可愛い。
 包容力のあるキム・サンギョンも確かに素敵だけど、このスットコドッコイに完敗です。
 メイキングらしきものの動画を発見しましたので、それも併せてどうぞ。
 一番最後に彼推薦の名場面がちょっとあります。
 本当に迷場面だわ・・・。
 私も一番好きかもしれない。



 ノーブルで端整な顔立ちなのに、コメディがこれほど似合う俳優さんだとは思わなかったわ・・・。
 そして、素に戻った時にちょっとぽやんとしたところがまたいいですね。

 どうやら最近、スットコドッコイとか、とんちんかんな男が好きで好きで仕方ないようです。

 その、とんちんかんな男に関するお話はまた今度。







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駄目男たちのロードムービー。 

2011, 09. 21 (Wed) 19:30

 福岡はアジアに近いこともあり、それにちなんだイベントが定着しつつあります。

 その一つがアジア映画の上映。

 福岡市総合図書館にもかなりの所蔵があり(それも、かなり上質のもの揃いです。なんせ、学芸員の方がとてもセンスがよいので・・・)、独身時代は独りでよく見に行ったものですが、結婚してから遠のいていました。
 しかし、福岡市内に引っ越しできた今、さあ見るぞ、どんどん見るぞと意気込んだものの、先立つものがなければ駄目だと今更気がつく私はあんぼんたん・・・。
 ・・・そろそろいい加減きちんと働こうそうしよう。
 いや、映画だけのためではありませんが。

 夫もアジア映画好きなので、三連休中に一緒にとりあえず一本見て参りました。
 
 『ピノイ・サンデー』。PINOY SUNDAY

 pinoy-sunday


 第10回NHKアジア・フィルム・フェスティバル国際共同制作作品
 2009年/台湾・日本・フィリピン・フランス/84min
 監督・脚本:ウィ・ディン・ホー
 出演:エピィ・キソン、バヤニ・アグバヤニ


 あらすじとしては、

 フィリピン人の男たちが台湾へ出稼ぎに来て、生活習慣の違いとホームシックなど、いろいろなことに窒息しそうになったところに素敵な赤いソファが捨てられているのを発見。
 『これを寮の屋上に持って行って、空を見上げながらビールを飲んだら最高じゃないか』と思い、えっちらおっちら運ぶ珍道中をえんえんと・・・えんえんとやってくれます(笑)。
 途中、喧嘩したり仲直りしたり・・・。
 木訥としたダドと、お調子者のマヌエルのデコボココンビの応酬は果てしなく続き・・・。
 彼らは、果たして寮の門限までに、赤いソファを運びおおせるのか?

 ・・・という感じなのですが、
 おそらく、ソファを拾ったのが台北市内で、彼らの寮があるのが基隆あたり・・・かな。
 九份行きのバスなどが出てくるので。
 ただ歩くにしても結構な距離ですよ・・・。

 舞台挨拶で(来福されてました)監督は『さらっと笑って見て下さい。』と仰ったのですが、台湾で働くフィリピン人たちの社会的地位と暮らしがきちんと描き込まれていたと思います。
 はっきりと言葉に不満など表すことがなくとも、家政婦系は低賃金で休みなく働かされていることなどがそれとなく・・・。
 一つは、言葉の壁というものがあると思います。
 契約内容について話し合うことが出来ない事で、雇う側から有利に使われているというか。
 日本でも同じですね。
 看護現場に夢を持ってやってきたアジア系の人たちが、次々と挫折しているように。
 これは台湾や日本や中国本土だけの話ではなく、欧米ではもっと過酷な雇われ方をしていると、以前ヨーロッパを旅したときに耳にしました。

 そんな中の、駄目男たちのロードムービー。
 やることなすことうまくいかず、その上場当たり的で失敗ばかり。
 でも、落ち込んでいるのはほんの一瞬で、いつか良い暮らしが出来ること、良い女と恋をすること、成功することを夢を見ながら、とりあえず、冷えたビールを飲もうぜと軽口をたたき続ける話です。

 駄目すぎる彼らが、たまらなく愛しくなる。

 そんな映画です。






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